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( 2022/11/27 )


[2022/11/27] 京都市東山、もみじの日帰り歩き旅レポート

秋たけなわの休日、私は日帰りで
京都府京都市の東山エリアを歩いてきた。紅葉狩り。

祇園四条から出町柳に至る、のんびり歩き旅。

今回はその様子をレポートしていく・・・のだけど、
ちょっとリアルの事情で時間が厳しいので、文章は控えめにして、
写真を中心に旅の記録をお伝えする。



京阪電車の祇園四条駅からスタート。
立派な南座の建物を後にして、まずは東へ歩いた。

程なくして入った円山公園。
晴天だったこともあって、そこの紅葉が素晴らしい!



真っ赤っ赤ではなく、山吹色だったり橙色だったり、
微妙にグラデーションしているのがイイ。

八坂神社の境内には、本殿のほか、いくつかの小さな社がある。
縁結びの神だったり、美容の神だったり。



もちろん、本殿は素晴らしく、
和装の結婚式を挙げてらっしゃる夫婦たちが何組か、いた。



円山公園の池の秋。もとより美しいこの風景に
紅葉が合わさるとより一層美しくなる。



これぞ秋の京都!



知恩院も秋のたたずまい。



とにかく、もみじ! この色合い、神がかっている!
もう目移りしまくった。いやマジで。




知恩院の奥には、「紫雲水」という湧き水がひそかにあったりする。



紫雲水の横には上り階段があり、さらに美しい紅葉を愛でながら・・・



一番奥の祭壇まで入り、旅の無事を祈ったのだった。



大きな車道をも下に見る朱色の巨大な鳥居をくぐると、
中国風の建物が目立つ平安神宮が見えてきた。



人が多くて大盛況。
神社の外には露店もあったりして、活気があってとても良かった。

境内では柑橘類とおぼしき果物が栽培されていたけど・・・



さすがに盗み食いするのはやめておいたわ。


次は南禅寺に向かった。
その途中、面白い形に刈り込みされた高い木が3本並んでおり、
見事に木の葉が茶色く染まっていたので撮影してみた。



そしていよいよ南禅寺に到着。
やっぱり凄いわ! 紅葉もきれいだし、地面の苔も手入れされていて美しい。





なお、入口の門「三門」は中に入って上にのぼることができるが、大人600円と有料。
町を一望するなら蹴上インクラインを少し上ればOKなので、ここは入らないでおいた。

ともあれ引き続き境内を散策。

視線の高さまで垂れ下がった紅葉をドアップで撮影!



水路閣は、遠目から見ても十分美しいが
アーチの中に入って横から見ると、まるで合わせ鏡のような不思議な光景が広がっている。




南禅寺を出て、さらに北へ。

南禅寺から銀閣寺(東山慈照寺)へと通じる、南北に長い「哲学の道」
その途中には、なぜか野生の猫が群れで暮らしているスポットがある。

かわいい。



哲学の道は、ただ歩くだけでもいいが、途中、いくつかの寺や神社がある。
中でも大豊神社は、境内に獣系の守り神がいっぱいおり、面白い。
蛇とか、狐とか。特に狛ねずみは人気があるという。



法然院もなかなか。
敷地の中へと通じる門は見事に四角く、それを絵のキャンバスに見立てると
門の向こうに見える紅葉の風景が、さながら1枚の絵になる。



法然院の最奥には、濃い青緑色をした仏像が立っていた。
とても優しい顔をしていた。



哲学の道を北の端まで進んで、いよいよ銀閣寺・・・
は、有料だったので行かなかった。

かわりに、横道にそれた所にある「八神社」に行ってみた。



ここは、当初の旅のスケジュールでは行く予定はなく、
偶然見つけたから入ってみたのだが・・・

静かで、結構よかった!

あまり大きな神社ではなかったけど、かなり古くからある神社で、
おそらくだが地元の人たちに愛され、守られてきたって感じのする神社だった。


ちなみにこの後、下鴨神社にも立ち寄って、自分の干支の祠にも参拝してきた。

やはり人がたくさん賑わっており、良い場所だった。
駅チカの世界遺産、最高!!

ただし、ここは私にとって何度も訪れたことのある場所なので
今さらパシャリと撮影することはないだろう、というわけで写真は撮らなかった。



日本には四季がある。
やっぱり、日本人ならば秋は紅葉を見ないとね。
いいよー! もみじ!

これで、私の今年の秋の旅行はすべて大団円に終わった。
旅行、最高!!



レポート、おしまい。