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( 2022/11/13 )


[2022/11/13] 【Special】岐阜・滋賀、1人宿泊旅行レポート (1/2)

秋真っ盛りの時、私は1人、岐阜県と滋賀県へ宿泊旅行に行ってきた。

ここしばらくの間、ネットで調べた限りでは・・・だったが
コロナとかで施設が閉まっていたりで私が楽しめそうなものが
旅行先にはほとんどなかった。

しかしあれから収束とまではいかないまでも状況が落ち着いたので、
おおよそ4年ぶりに宿泊旅行に行き、楽しんできた。

今回は、その様子をたくさんの写真も交えてレポートしていく。

長くなるから、1日目と2日目をそれぞれ別のページに分けた。
どちらも写真の数がかなり多いので、データ量を気にする人は一応注意。


まずはこのページ、1日目のレポートから。


[1日目]


早朝のまだ薄暗い頃、手早く牛乳とバナナを流し込んで自宅を出発。
JR京都駅の新幹線ホームに向かった。

だいぶ久しぶりに乗る新幹線。
在来線に比べて圧倒的にホームはきれいだし、
時刻の掲示板(?)みたいなものを見るだけで胸が高鳴る!



そしてついに、目当ての新幹線がやってきた!
ので、急いで新幹線のボディーに描かれた「N700 Supreme」の文字をパシャリ。



「Supreme(最高の)」と謳うだけあって、外観は洗練され、車内も快適だった。

もっとも、中を撮影し忘れてしまったうえに、新幹線に乗っている時間は20分ほどだったが。
それでも、車窓から速く流れていく風景を眺めるのはとても楽しかった。


そして在来線も乗り継いでやってきました、岐阜県大垣市。
大きく晴れ渡った秋の青空の下、
JR大垣駅の正面階段には、「ようこそ 水の都大垣へ」と大きく描かれていた。



駅の周辺には、ホテルやオフィス、さらにはショッピングモールなどが立ち並ぶ。
岐阜県の都会である。


1日目は、ドライブ+アクティビティーの日。

私は、駅の近くにあるレンタカー屋さんに向かった。
そこで借りた車は、トヨタのパッソ。AT、白。
そして、私にとって普段は見ない「飛騨」ナンバー!!



シフトノブはインパネ部分、ハンドルの近くにある。




この車に乗って、まずは岐阜公園へ
・・・のハズだったが、どういうわけか一方通行が多かったりで道に迷い、
さりとてさっさと次に向かうのはあまりにも惜しかったので、
予定にはなかったけど代わりのスポットとして
岐阜公園とJR岐阜駅の間くらいに位置する2つの寺社を訪ねた。

とはいっても、道を走りながら寺社を発見したのではなく、
通り道で地元の人たちがフリマを開いていたのを見て
あっ、これは面白そうだなと思ったので、
ちょうどそばにあったコインパーキングに車を停めてフリマに立ち寄り、
そのついでに寺社を参拝したのだった。

訪ねた寺社の1つは、妙照寺。



こちらは、お堂の中に入ることができた。
お寺特有の、ほのかなお香の香りが漂っており、静かで心地よかった。



もうひとつは、三光稲荷大明神。
こちらは、まあ普通の神社だった。



なお、訪ねられなかった岐阜公園のシンボルといえば・・・



上の写真の上のほうにあるんだが、わかるだろうか?
緑の山の上にちょこんと乗っかっている白い城。

これは岐阜城。織田信長とゆかりのある城だという。


しばらく東へと車を走らせ、次に向かったのはここ。
岐阜県美濃加茂市にある、ぎふ清流里山公園。



とあるアクティビティーが目当てで、以前からその予約をしてここに来たのだが、
この公園は、入口からして子供用の大きなアスレチックが立っていた。

上の写真の中央、赤い塔みたいなヤツがそれ。


さらにここには日帰り温泉と足湯まであった。足湯は無料。






フフッ、行った日付がバレちゃうけど・・・

この時はハロウィンのイベントが開催されており、
各ショップの入口にジャック・オー・ランタン(かぼちゃ)の置き物が飾られていたり、
小さい子供連れの家族にお菓子が配られたりしていた。




この公園、人は多かったけどとても広く、凄く楽しかった!
しかも、入園は無料!! マジで。

養蚕の資料を展示した、古民家風の建物があったり、



コスモスがいっぱい咲いていたり、



見事に黄色く染まったイチョウの葉が、青空に映えていたり。



昭和の街並みをイメージした、のどかな風景がイイ!



ここで、私は昼食として高山ラーメンを食べた。
高山(たかやま)とは、岐阜県の北部、飛騨高山のこと。
高山ラーメンは、麺自体はちぢれ麺で、鶏ガラのスープも美味い!
具もおいしく、スープまで全部飲み干した。


岐阜の伝統工芸かは知らないけど、
白で花や星などの細かい装飾をあしらった、赤や紫の和傘が
横に開いた状態で展示されていた。

晴れた日だからこそ見られた日本の美。



かたや、ジブリグッズを売っているお店があったり、



これまた子供向けのゴーカートや芝滑りのコースもあった。



私自身、クルマを運転するのが大好きだから、
実車じゃなくても、下の写真のように
こういう円いハンドルを見るとそれだけでワクワクする!

これは、お金を入れて何分間か1つの船を動かせるというゲーム。
私は体験しなかったけど・・・ すればよかったかなー?
ちなみにハンドルを回してから手を離すと、
走行中の実車と同様、復元力によってハンドルは元の正面の位置まで回転した。




それだけじゃない。

この公園は、おそらく老若男女すべての人が楽しめるように設計されているのだろう。
年配の方や、そうでなくてもレトロ好きな旅人のために
「昭和パビリオン」という昭和の博物館が用意されていた。



この博物館、外観自体も洋風の木造建築といった趣で、
内部には昔の日本で実際に使われていた商品の看板や
民家の中の様子などが所狭しと展示されていた。









第2次世界大戦の終戦から現在に至るまで、日本は大きく変わってきた。

下の2枚の写真は、昭和20年代と平成前期
それぞれの日本の世相をまとめたもの。

比較してみよう。





戦争は、アメリカが日本の軍部を制圧・処罰したことで終結したが、
日本人の多くは、戦争で日本にやってきたアメリカ人の影響を受け、
外国の文化を広く取り入れるようになっていった。

それはファッションや歌にも顕著に表われ、
高度経済成長からバブルの崩壊に至るまでの間、大きく日本を賑わせた。

やがて昭和から平成に元号が変わる頃になると、
任天堂のファミコンを筆頭にコンピューターゲームが一躍流行し、
コギャルやルーズソックスが登場したり、ついには宇宙へと進出するようにもなった。

まさに激動の時代だったのだ。


公園の一番奥、小高い丘の上は牧場となっており、
馬やヤギなどが飼育されていて、有料でエサをあげることもできた。

牧場特有の開放感と、動物たちの体から放たれる強烈な匂い。
これが良くも悪くもたまらない!




そして・・・・・

一通り園内を歩き回ったところで、いよいよ予約していた時間になった。

今回体験したかったのは、PANZA(パンザ)という組織が運営している
空中アスレチック「エアリアル(9メートル)」と、ジップライン「メガジップ」
この2つだった。



エアリアルは、コース全体は上の写真のとおり。
高さが3つほどあり、標準的な「エアリアル(6メートル)」と
それよりも高い所を移動する「エアリアル(9メートル)」、
そして小さい子供用の「スカイジャム」があった。

私がチャレンジしたのは、最も高い所の「エアリアル(9メートル)」

まずは小屋で受付を済ませ、金具などが付いた装備を身につける。

同じ装備をした同じ時間帯の利用者たちが
スタッフと一緒に空中アスレチックの会場まで行って、
スタッフから金具の使い方などのレクチャーを受け、
実際に取り付けたり外したり、さらにはワイヤーに伝って滑ってみたりした。

レクチャーが終わったら、いよいよコースを進む!

金具は、最初のうちは付けるのもおぼつかなかったけど、
何度かやっているうちに自然と慣れてきた。

が・・・

空中アスレチック、下から見れば何ともないように見えても
実際に自分が空中の足場まで上がり、そこから下を見下ろすと・・・

怖いーー!!

ワイヤーを架け替えながら、少しずつ慎重にコースを進んでいく。
安全だとは分かっていても、なんかそのままドスッと落下しそうな気がして
へっぴり腰になって、金具のヒモをガッシリ強く掴みながら進んでいった。

私の後ろに続いていた人たちもそれは同じだったようで、
やっぱりビクビクしながら新鮮な体験を楽しんでおられた。

そして最後は、目の前に足場がなく、ワイヤーだけがある・・・

しっかりと最後のワイヤーに金具を取り付け、
勇気を振り絞って何もない空中に身を預ければ・・・

ビューーーン!!

と、ワイヤーを伝って一気に滑り降り、地上へと戻ったのだった。
ちょっとしたジップラインである。


続いて、メガジップも体験。
こちらは、先ほどのエアリアルの終盤よりも遥かに高度があって長い距離を
一発で一気に滑り降りるというもの。

わりとあっさり終わったが、気分はまさに鳥だった!!


どちらのアクティビティーもスマホをはじめ荷物を持ち込めなかったので、
残念ながら動画は撮影できなかったが、まあこれは安全のため。致し方ない。

好天も相まって、ものすごく楽しかった!!


こうして結構長く公園に滞在し、
そこそこ渋滞に巻き込まれながらも、なんとか時間内にレンタカーを返すことができた。

今回のレンタカードライブの走行距離は、101キロ。
ガソリンスタンドで入れたレギュラーガソリンの量は、5.14リッター。

よって、パッソの燃費は・・・

101km ÷ 5.14L = 約19.6 km/L

と相成った。


今回は、公共交通機関では移動が不便な
ぎふ清流里山公園を往復するためにクルマに乗ったので
距離的にはそれほど移動しなかった。
それに、パッソ自体もコンパクトカーで燃費が良い。
よって、消費したガソリンの量も控えめとなった。


なお、この日の晩ごはんは近くのコンビニで適当に買い、
おみやげで先に買っていた飛騨の地酒「天領」とともに
宿泊先のホテルの部屋に持ち込んで食した。

そして、この日は夜の9時過ぎという、私にしてはかなり早い時間から
ぐっすりと眠りについたのだった。


この続き、旅行2日目のレポートはこちら(次のページ)にて。