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( 2021/03/21 )


[2021/03/21] 春の花ごよみ in 大阪

ある晴れた休日、私は大阪府のとある田舎の植物園と自然公園に行ってきた。
(まあ、本当は田舎と言っては失礼だが・・・)
怒られたり特定されるのが嫌だから、今回は名前を伏せておく。


今回は、電車と歩きによる日帰りの旅。
山道も歩いたので、ウォーキングというよりハイキングに近い。

日本の春を飾る花といえば、桜!



澄んだ青空の下、きれいなピンク色に染まった花びらは、いつ見ても美しい!
この記事で出している桜の写真は上の1枚だけだが、
実際にはもっとたくさんの桜が咲いていた。しだれ桜もあった。

植物園の、桜の丘にて。


この植物園には桜のほかにも、花のなる木がいくつもあった。

花の名前は忘れたが・・・ とにかく謎の花!
濃いピンク色で下向きに咲いていた。



真っ赤な謎の花! バラとは異なる花。



下の写真の白い花は、きれいなんだけど名前を「ボケ」という・・・。



さらに、地面に生えている花もあった。
特に美しいと思ったのが、薄紫色のカタクリの花。



手入れの行き届いた植物園だからこうして観賞できたが、
じつはこれ、野生では希少種となった花である。

料理の時に使われる片栗粉は、
もとはこのカタクリの根から採取されたデンプンから作られていたという。
しかし、それを繰り返していてはカタクリ自体が絶滅しかねないので、
時代とともにいつしかジャガイモのデンプンが
片栗粉の材料として使われるようになったのだとか。

詳しくは、下記のサイトにて。
カタクリを食する (木のメモ帳)


花以外では、植物園の入口に程近いところに生えていた
巨大なクスノキが印象的だった。



土台となる極太の幹から、さらに何本もの太い幹が伸びている。凄い。

かと思えば、奥のほうでは崖崩れでもしたのか
太い木が無残にも折れて倒れていた。



そよ風が吹いて、小さな池の水面が波立っていた。芸術的。



そして、意外な相手との出会いが。
木製のベンチの上に、とてもあったかそうに猫がくつろいでいた。




ここまで半日過ごせた。
まだまだ自然の中で遊びたかったけど、空模様がちょっと怪しくなってきたので
途中、夕方前には引き上げたのだった。

満足! 楽しかった! おわり