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( 2019/11/24 )


[2019/11/24] 紅葉のレンタカードライブレポート+α

この前、とあるトヨタレンタカーの店舗でパッソを1日借りた。
久しぶりにカーシェアを離れ、レンタカーを利用。





見てのとおり、コンパクトカー。
小さいぶん、中は少々狭かったけど、軽自動車に比べればまだマシで、
走り心地も悪くはなかった。というか、自分には合っていた!


晩秋の奈良の山奥。別に観光地でもない。
それに、平日の肌寒い時ということもあって、
山道ではあまり他の車が走っているのを見かけることはなかったが、
そのぶん、すごく快適にドライブが楽しめた。

この時の私は、仕事で精神的にかなり病んでおり、
1人になりたかったので、これでちょうどよかった。


停める人のいない無名の駐車場から見た湖の様子。
この湖は、高山ダムのダム湖。



続いて、藪の中にポツンとある、水の溜まった大きな岩。



この岩は「大師の硯石」(だいしのすずりいし)といって、
岩の真ん中にあるくぼみに溜まっている水は
どんなに雨が降らなくても決して絶えることはないという。



その岩がある場所は、奈良県の山添村。
今回行きたかったのは、その山添村にあるフォレストパーク神野山だった。



大師の硯石からも程近い所にある駐車場では、
神野山のシンボルと思しき天狗のキャラクターの像がお出迎え。



鍋倉渓(なべくらけい)と呼ばれる黒い岩の並ぶ斜面を横に見ながら山を登っていく。
一見すると川がないように見えるが、じつは黒い岩の下には川が流れており、
絶えず川のせせらぎが聞こえていた。



駐車場から30分ほど歩き、誰とも会うことなく山頂に辿り着いた。
ここでようやく、神野山の看板が現れた。



山頂には展望台があり、そこから奈良の山々を一望。
秋も深まり、山を部分的に赤やオレンジに染め上げていた。

ただ、天気が悪かったので、遠くの平野が霞んでしまったのが残念。




山頂を独占し、寒い中ひとり大の字になって昼寝をした。
結構気持ちよかった。

昼寝から起きた後は山を下り、駐車場の近くにある森林科学館へ。
そこには、木製の自動車が展示されていた。
ガソリンを使わない、環境に優しい燃料電池車。
おそらくイベントか何かで使われたことのある車なのだろう。

ちなみに、運転席に乗り込むことができた。




それにしても、今回借りたパッソはイイ車だった!
レンタル料は安いし、燃費がとても良い!

この日は、目的地である神野山以外にも、
ただ単にドライブそのものを楽しむためだけに適当にいろんな道を走りまくったので、
最終的には232キロも走った。

レンタカー屋さんの近くでガソリンを満タンで入れたら、なんと、たったの9.89リットルだった!
あれだけの長距離を走って、である。

つまり・・・

燃費 = 232km / 9.89L = 約23.5 km/L

スゴイ!!
実燃費がリッター20キロを余裕で越えている!
レンタル料の安さも相まって、コスパ最高!!

ちなみに、山道を走行中は、エンジン音が少々うるさかった。
まあこのへんは小さめの車ということで、
もう少し馬力のあるスイフト、マーチ、デミオなどに比べたら多少劣るのは致し方ないところ。

それを承知でレンタルし、運転したので満足!


<追伸>

ドライブ当日は最初から最後まで曇っており、時々雨も降っていて、
秋の風物詩である紅葉がろくに写真に撮れなかった。

そこで翌日、天気が一転して快晴になったので、
ちょっと近場の山へトレッキングに出かけ、しっかり紅葉を撮影してきた。



どうよ? 雲ひとつない真っ青な青空をバックに、真っ赤に染まった紅葉。

ついでに、ラクウショウの木々の紅葉も撮影しておいた。



湿原に自生し、やわらかい土の上に呼吸用の根っこを出すラクウショウ。
この木は紅葉するけど、葉の色は赤というよりもむしろ茶色だった。
これはこれで味があってイイ。


日本人ならば、やっぱり季節の変化を全身で味わいたいもの。
春は桜。秋は紅葉。いいものが見られてよかった!

ドライブは私の大切な趣味のひとつなので、
これからもクルマを運転したくなったら
カーシェアなりレンタカーなり利用して、地上を走る鳥になろう。