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( 2019/10/26 )


[2019/10/26] 仲秋の京都市で、欲張りプチ一人旅

更新の時間が取れなくてちょっと更新が遅れてしまったけど、日帰り旅行のレポートをば。

10月22日、即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)という今年限りの特別な祝日に、
私は京都市内へ遊びに行った。

ドライブと、その後は天皇にゆかりのある京都御所などをめぐる旅。
京都府民である私にとっては結構近場なんだけど、
なんたって世界遺産がたくさんある京都市。たまにはのんびり出かけたくなる。


今回の旅のスタート地点は、京阪電車の出町柳駅。
その近くにあるタイムズカーシェアで、軽自動車のミラトコットを借りた。



うーん、いいクルマだわ!



ただし、車に乗ってどこか観光地に行くわけではなく、あくまでもドライブに特化。
とある山の中にある大きな待避所で、前進とバックをラインギリギリで繰り返す私独自の趣味
「駐車場遊び」をやった。なかなか楽しかった。

秋の山のきれいな空気を胸いっぱいに吸い込み、1時間半ほどドライブをして元の場所に返却。
ここからは、歩きとバスで京都を満喫した。


出町柳駅を降りて最初に行く場所は、ここ。
橋の上から北の方角を眺めると、鴨川の合流地点がある。
晴れた日に見るこの風景が、遠くの山並みと合わせてとても美しい。



最近はラグビーで盛り上がっているのか、
下鴨神社へ向かう途中に、ラグビーの神様を祀る新しい神社があった。
曰く、京都は「第一蹴の地」であるらしい。




さすがは世界遺産!
下鴨神社では、即位礼正殿の儀の当日とあって
新元号である令和を祝うのぼりと、即位礼当日祭の看板が掲げられていた。




その祝祭に使われる神輿はその時、おそらく東京の皇居にあった。
が、普段は京都に納められているもの。
そんな天皇ゆかりの場所が、京都御所である。




そこからはたっぷり歩きまくって、いい香りを嗅ぎまくった。
オレンジ色の小さい花を咲かせる木々。
歩く道の至るところから漂ってくる・・・



そう、キンモクセイだった。この香りが素晴らしかった!


ぶらり歩いているうちに、やがて大田神社へとやってきた。



京都市のだいぶ北のほうにあるこの神社は、
それほど有名ではないからか、参拝する人は見かけなかったが、
そのぶん静かで落ち着けた。



さらにその近くには、今ではすっかり見かけなくなってしまった町の銭湯が。
「竹の湯」というらしい。




で、この大田神社なんだけど、じつは上賀茂神社の少し東の裏手にある。

上賀茂神社は現在、式年遷宮の途中であり、所々工事中だった。



が、その荘厳な佇まいはさすが世界遺産といったところで、
ここでも令和天皇が即位したことを祝う弾幕が掲げられていた。



すごいのは神社の境内だけではない。
上賀茂神社は、なんと公衆トイレまで美しいのだ!



どうよ、これ?
誰もいない時にうまく撮影できて良かった。
たぶん上賀茂神社にはトイレの神様がいらっしゃるに違いない(笑)


日が沈んで京都駅ビルに戻ると、大階段では大規模な光のアートが展開されていた。
天皇即位を祝賀する日とあって、大きく「おこしやす」の文字が!



ほかにも、平安絵巻をなぞらえてか、十二単を纏った女性の絵が映し出されたりもした。



そして、京都タワーも紅白の祝賀ムードにライトアップ!
これぞまさに、日本の美である。




とても良い1日になった!

おしまい