ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _048


[2018/10/11] 仲間との絆は深まるも、白龍は神であり・・・

再度、頼朝の所に戻って、白龍の神子の選定の場面へ。
今度は別の選択肢を選んだ。

頼朝は、神子というものは町娘には過大な役付けだから
その地位を自分の愛人であり絶対的な力を持つ北条政子に譲れと言い放った。
が、白龍は頼朝の勧告に屈することなく、
これまで人間として旅を共にしてきた主人公を、引き続き自分の神子に選んだ。



長い年月を経てようやく見つけた神子。
異世界に召喚された当初こそ、神子本人は少々嫌がっていたが、
彼女の判断力、そして戦闘での実力は申し分なく、
これまで源氏の危機を幾度となく救ってきた。

それに、彼女はとても優しい。
少し騒がしくおせっかいな面はあるものの、
彼女の強さと人柄は白龍をはじめ、仲間たちはよく知っている。

神子を選べと権力者に命令されても、絆の強さも含めれば
赤の他人ともいえる北条政子と比べること自体がおこがましいのだ。




神子である主人公は、白龍の花を手に入れた。



白龍、好きだー!!



小さい時のほうが可愛いけど、大きくなってからも笑顔が最高だ!
何より、彼は人間じゃないから、よこしまな心が全くない。
純粋に、彼女のことを大切に想ってくれている。

ともあれ、ここで白龍は特技「気力吸収」を習得した。
気力とは、このゲームではHPにあたる。
なので気力吸収は、FFでいうドレインのようなもの。



朔ちゃんも大好き!
女性同士、そして龍神の神子同士。
人見知りをする朔も、主人公の前ではいろんなことを笑顔でしゃべってくれる。




こうして、仲間たちとの絆を一層深めていく主人公だが、白龍は神様。
人間のように、そこから交際に発展したりすることはない。
本来、神は人の世に干渉することはできない。
ゆえに、一人の人間のために生きるということはできないのだ。



このことは、黒龍と朔との関係でも同じことが言える。
朔の兄である景時は言う。
かつて、朔は黒龍と付き合っていたことがあり、
傍目に見てもすぐにわかるくらい、相思相愛、ラブラブなカップルだったと。

しかし黒龍もまた白龍と同様、この世界の神の一体である。
黒龍は、平家一族によって龍脈の力を乱されたことで
龍はおろか人間の姿さえも保てなくなり、1枚の逆鱗に身を変えてしまった。
そのため、朔との交際は1ヶ月ほどで終わってしまった。

あの時に見た、愛人を失い悲しみに打ちひしがれた朔の表情・・・・・
妹をこれ以上悲しませたくない。
そういった過去があるため、主人公にも同じ思いをさせないよう、
景時は、白龍と付き合うのは一度考え直したほうがいいと忠告したのだった。


白龍が龍神の力を取り戻せば、主人公と、
同じくこの世界に召喚された譲も元の世界に帰ることができる。
俄然、期待は高まる。



だが、白龍を一人の人間として好きになってしまった主人公の心境は複雑・・・。




ただ、これから倒すべき敵は決まっている。
怨霊を生み出し、この世界を乗っ取ろうと画策している、平清盛だ。



清盛と戦うには、主人公自身が自分の心の迷いを振り切る必要がありそうだ。



次回に続く。