ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _042


[2018/09/25] 朔のストーリーって一体・・・

なんだかねぇ・・・・・

まあ、感想はこの記事の終わりあたりに書いてるけど、
とりあえずそれまでは普通にプレイレポートを書いておくね。





京の世界では、何らかの重大な危機が訪れた時、
応龍は白黒2体の龍神に分かれ、それぞれが自分のパートナーとして
ふさわしい力を持つ人間の女性を「龍神の神子」として選定する。
白龍が選んだ者は「白龍の神子」。黒龍が選んだ者は「黒龍の神子」。

この時、もし京の世界に神子となり得る者が存在しなかった場合は
別の世界に介入し、そこでさらに探す。
こうして今回、異世界から白龍によって白龍の神子に選ばれたのが、主人公である。

本人の了承を得ず異世界に召喚された彼女だが、
八葉ら仲間たちの支えによって強く、たくましくなった。
その一方で、八葉でこそないものの同じく龍神の神子のひとりである朔は、
自分を神子に選び、また最愛の人でもあった黒龍を失った悲しみを、
平家の頭領との決戦を前にしてもなお引きずっていた。



しかし、ここは宮島。敵の本拠地である。
朔が黒龍について長々としゃべっているうちに敵に気配を感づかれてしまった。



邪悪な怨霊である清盛は、この地で白黒2人の神子を喰らい、
おのが霊力を極限まで高め、世界を支配しようと企んでいた。



自分の命を狙っている敵が相手でも、
黒龍のことを知っている以上、朔は相手から直接聞き出そうとする。



道中、化け蟹などの強力な怨霊が現れたりしたが、これを撃退。



ついに、一行は清盛とご対面。
朔はさっそく彼から話を聞き出すが、この時点で清盛は黒龍の逆鱗を持っている。
すなわち、黒龍はすでに清盛の手に堕ちていたのだ。



それどころか、清盛は朔の心の弱みに漬け込み、
黒龍に会いたければ自分に仕えろとまで言ってきた。

その言葉に一瞬ためらった朔だが、
主人公の「相手は私たちの敵よ、騙されちゃ駄目!」の一言により、
清盛の甘言を跳ねのけた。

確かに、黒龍の逆鱗を怨霊の霊力か何かを使えば
人間の姿で黒龍は現れるのかもしれない。
だが、敵の言うことなど素直に信用するものではない。
黒龍に会わせてやると言いながら、本当は会わせる気など全くなく、
あまつさえ神子を手にかけて自分の人形たる怨霊と化するかもしれないのだ。

最愛の人の形見である黒龍の逆鱗。
その力を当人が望まない形で勝手に使われることは許されない。



2人の神子たちの魂の声に呼応し、黒龍は龍としての姿を具現する。




しかし、清盛の霊力は強力だった。
黒龍は再び清盛に洗脳され、一行に襲いかかってきた!



この世界を守護する神の一柱との戦い・・・
冷気を自在に操ることができる。なかなかの強敵。




死闘の末、一行はなんとか黒龍を鎮めることに成功。
黒龍は正気を取り戻し、清盛を消滅させた。



人間の姿になった黒龍は、愛する朔との再会を喜び、抱き合った。



怒りっぱくて、理屈っぽくて、疑り深くて不器用で・・・
でもまっすぐな黒龍。
朔は、神でありながらもそういう人間臭い一面も併せ持つ黒龍のことが好きだった。

だが、長い間本人の意思に反して怨霊を作る道具として清盛にこき使われていた黒龍は、
清盛は実際にはまだ消滅しておらず、完全に滅ぼすには
自分ごと滅ぼされなければならない、という。

完全に滅び、再び生ず。それが龍の理。



この世界では龍は神なので、一度滅んでも何度でも蘇る。
ただし、蘇った時、生前の記憶は全て失われる。
そう、朔との思い出もすべて・・・・・。

時は待ってくれない。
朔の記憶と、世界中にはびこる怨霊。
どちらを消滅させるべきかを考えると、その重みは明らかに違う。
それに、黒龍本人が自分を滅ぼしてほしいと頼んでいる。

朔は、主人公と一緒に意を決して1本の剣を握り、
その切っ先を黒龍の逆鱗に突き立て、粉砕したのだった。




清盛が消え去ったことで、戦いは源氏の勝利に終わった。

しばらく時が経ち、ある日、朔のもとへ1人の男の子がやってきた。



黒髪の少年は、不思議なことに朔のことを知っていた。
あれから黒龍は、龍神・応龍としての存在と、消滅する前の記憶を有した人間の少年。
その2つに身を分けたのだった。

つまり、黒龍は転生したのだ。

自分を慕う少年を見て、朔は言った。
この子は、今はもう会うことのない自分の対・・・
元の世界へと帰っていった主人公と共に築いた強い絆の証である、と。



梶原朔、クリア!

なのだが、どうにも彼女のストーリーはしっくり来ない・・・。
だって、恋愛ゲームのはずなのに他人との恋を指くわえて見てるだけって・・・ねえ?

まあ、レズな方向へと展開するよりはマシだが、
それでももうちょっと主人公のことを気にかけてくれるとか
何らかの形で親密になってる様子を描いてほしかったねえ。
景時も、兄として妹のことをもう少し気遣ってあげてほしかったな。

あと、途中から朔の性格がヒステリックな方向に変わっていった気がしないでもない。
彼女のルートに入った途端、いきなり豹変するんだもんなー・・・
話全体は悪くないんだけどさ。

まあいいや。
とりあえず、女性同士の絆を確かめるのが朔のシナリオだったと。
そういうことにしておこうかね。

朔のシナリオはちょっと短かった。



これで8人クリア。次は、平敦盛を攻略する。

次回に続く。