ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _038


[2018/09/15] 譲くん、かわいいっ!!

有川譲くんの攻略が始まった。

譲は、主人公と同じ鎌倉の高校に通う1つ年下の幼なじみで、将臣の弟。
真面目な性格で、頭がとてもいい。メガネっ子。
しかも弓道部をやってるので運動神経もバツグン!
実際、戦闘でも弓矢で戦い、防御力も高い。
おまけにルックスも悪くない。

とまあ、万能なイケメンで、私もこのゲームを始めた時から好きだった譲。
年上の主人公に対しては基本的に敬語で話し、時おり弱い一面も見せる。

この世界に来てからも主人公に対する好意は変わることなく、
冬の宇治川では怨霊に襲われているところを助けてくれたりもした。

春になると、京都市に似た京という場所で、
自分の家計が星の一族であることを知る。
星の一族は、代々龍神の神子を守る立場にある、京の世界において重要な存在。
彼のおばあさんだった有川スミレもまた、その一族だったという。



さて、ここからはしばらく一気に飛ばすことにして・・・



源氏と平家との戦が続いている殺伐としたこの世界で、
夏、紀州の熊野で2人は子供に返って水遊びをした。

その時に彼が見せた素の顔。



メガネを取ったら・・・ ものすごくカッコイイ&かわいい!!(鼻血)


秋の鎌倉でも、主人公は男たちの前で堂々と
温泉に行く宣言をして紅葉風呂を楽しんだりする。かわいいっ!!



この世界は主人公たちの世界とは違うけど、同じ鎌倉。
譲にとっても大切な故郷である。



七里ヶ浜に沈む紅い夕日をバックに、
譲は主人公のことをより一層好きになっていく・・・。



譲が好きだという気持ちは彼女もまた同じで、
以前2人で買った鎌倉のお守りを今も大切に持っていた。



ふたりの若い幼なじみが浜辺で恋をする物語・・・
と書けば、ノベルゲームとしてはもっともらしいが、
本作の舞台は平安末期の日本に似た世界であり、源平合戦の真っ最中。
加えて、神子である主人公の命は、怨霊たちによって常に狙われている。


譲には、ある大きな悩みがあった。
それは、連日のように悪夢を見ること。
その悪夢とは、自分が遠からず死ぬ運命にある・・・・・というもの。

日本史上でも指折りの弓の名手だった那須与一に憧れ、弓道を志した彼は、
ギリシャ神話に登場する「パンドラの箱」の話について、
自分たちの世界とこの世界とで内容にズレがあることに違和感を感じていた。

全ての災いが詰まったパンドラの箱。
その奥に、最後に残されたのは希望という名の光だった
というのが彼の知っている話の内容だったが、
この世界では、最後に出てくるはずの希望すらない、
完全なる絶望をもたらす存在として言い伝えられていたのだ。

それだけに、彼は日々、自分がいつ死ぬとも分からない不安に怯えていた。
主人公が好きなのは確かだが、不安のほうが大きく、
ある日の夜、普段は見せることのない激情をあらわにしてしまった。







譲は、死ぬ・・・のか? 今はあまり考えたくはない。

次回に続く。