ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _032


[2018/09/01] 義経、勝どきをあげるもそれが仇となり・・・

兵庫県神戸市に位置する福原。
しかし、この世界では現在、福原で平家の一族が陣取っていた。
兵力では源氏を圧倒する平家。
なんとか奇襲をかけて敵の勢力を削ぎ落としたい。

そこで義経は、一ノ谷の裏手から一気に駆け下りる作戦を提案したが・・・



一度未来を見てきた主人公は、義経の作戦を実行すると
あっという間に源氏軍が壊滅させられることを知っている。
そのため、たとえ兄弟子に対しても強い口調で作戦を止めさせた。

彼女の確たる意志を見て取った義経は、当初の考えを改め、
一ノ谷へは西側から回り込んで攻め入ることにした。
自分たちの将である義経の声を聞いて、部下の兵士たちは一気に士気を高めた。



これにはさすがの平家軍も戸惑いを隠せなかったようだ。



本当の奇襲とは、敵の裏の裏をかくことなり。
主人公は義経の馬に騎乗し、先陣を切って敵軍に襲い掛かり、
勝利を収めたのだった。



軍を率いたのは義経や景時だが、
この戦いで巧妙な奇襲作戦を閃き、実行、そして敵を落とすに至らしめたのは
主人公、おまえのおかげだ。
と、義経はその手柄を褒め称えてくれた。



比売神(ひめがみ)・・・、つまり戦女神ということだろうか?
この褒め方も義経ならではなのかもしれない。


福原事変を源氏が制したことは、たちどころに貴族や町の人たちにも広まり、
義経の評判を一気に押し上げた。
そんな中、後白河法皇が義経に官位を授けるという話ができた。

義経は、自らの手柄が高く評価されたことを喜び、
進んで官位を受け入れたのだが・・・・・



程なくして、悪い知らせが届いた。
なんと、義経が頼朝直属の御家人に捕らえられてしまったというのだ。



義経にとって、兄である頼朝は絶対の君主であり、
彼の言うことに間違いはないと信じて疑わない。
だが、当の頼朝にとって義経はいずれ自分の地位を脅かしかねない危険な存在
に見えたのだろうか。



結局、義経は頼朝に対する謀反人として処刑されてしまった・・・。





この世界は、頼朝を中心に回ってるっていうの?
そんなの、納得できない!
過去に戻って義経を説得し、運命を変えてみせる!!

と、責任感の強い主人公は、白龍の神子として一度時空を遡ることになった。



次回に続く。