ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _024


[2018/08/07] 弁慶は「いけない人」 術集めの旅

平家が次に攻めるであろう場所へと向かうことを決めた時、譲は何か神妙な面持ちだった。
彼のことが気になった主人公は彼に声をかけた。
すると、彼は「パンドラの箱」の話を始めた。

このお話といえば確か、絶望が詰まった箱の中に、たった一粒だけ希望が残されていた
というものだが、彼らが現在いる京の世界ではどうやら違うらしく、
絶望の果てに死が残されているだけ・・・であるらしい。

この世界は、源平合戦の真っ只中にある乱世。
源氏や平氏の者でなくとも、いつ命を失ってもおかしくない。
さすがの譲も、自分もこれからの戦いで死ぬかもしれないことを考えると
死への恐怖というものは隠しきれない。



大切な先輩を残して自分だけが先に死にたくない・・・!
後ろ向きになる後輩を、主人公は強い言葉で叱責。
絶対に生き延びてくれ、と約束させたのだった。




その後、一行は倶利伽羅へと向かったのだが・・・



向かうべきスポットが複数光ってる?! こんなのってアリ!?



しかし今回は、ストーリーを進めるためにここに来たわけではない。
攻略サイトで、倶利伽羅に四神の一体である玄武がいるという情報をゲットしたのでね。



玄武は体力が高いけど、防御力が低い。
朱雀とは属性が違うだけで、同じような戦法で簡単に倒せたわ。



これで、敦盛とリズヴァーンは戦闘中に玄武を召喚できるようになった。
玄武は水属性。

玄武を召喚した時のセリフがかっこいいんだわ、これが!!
編集時間と容量の関係上、画像は用意できなかったが、とりあえず書いておくと・・・

敦盛の場合
「北天を守りし聖獣玄武よ、穢れを祓い清めよ」

リズヴァーンの場合
「北天を守りし聖獣玄武よ、その神威(しんい)を示すのだ」

素晴らしい!! と自己満足したところでいったん時空跳躍してエスケープ。


5章を素早く進め、弁慶を攻略するため、そしていくつかの「術」を回収するため、今度は京に向かった。

紅葉が美しい秋の京都。
この季節になると、神々が地上に降臨し、絆の強さを見せた人々に祝福を与えるという。
ここから術の回収が始まった。

神泉苑では、白龍がいつにも増して興奮していた。
黒龍が失われた現在、黒龍の神子である朔にとって、
白龍とその神子である主人公は、自分を理解してくれる良きパートナー。

2人が龍神のことについて会話をしていると、白龍は強い気の流れを感じ取った。
白龍は龍神の完全なる姿――応龍としての力を取り戻しつつある・・・。



黒龍は失われているが、その魂までは滅してはいない。
白龍は朔を元気づけた。
白龍が主人公を守っているのと同じように、黒龍は朔を守っているのだ、と。

この時、2人は「応龍太極陣」という術を覚えた。
これまた詠唱時のセリフがかっこいいんだわ!!
まるでアニメを見てるかのような感じだったよ。




同様に、他の術もこの章で回収していった。
回収したのは、「明王呪」と呼ばれる系統の術。


嵐山では、景時が主人公に占いをしてくれた。
すると、こういう結果が出た。
「運命を行ったり来たり・・・ 波乱万丈の人生を送る」

確かに、的を得ている。
当の主人公は実際に時空を跳躍し、この世界の運命を思うように変えていってるから。

ただ、私はふと思った・・・
ゲーム的にはプレイヤーが選択肢を選んだりするだけでいいけど、
本人は肉体は歳を取らぬまま過去と未来を行き来し、
常に自分が最前線に出て仲間たちを引っ張っていくわけだから、
その苦労は尋常ではないと思う。
いくら学校がなく、部活や宿題など時間に追われることがないとはいえ、
戦乱の世で、いつ自分が命を落としてもおかしくないこの世界。
そんな世界を、神子である主人公は前向きに生きている。すごいな・・・と思う。

・・・ちょっと話が脱線してしまった、ゴメンナサイ。

何事もあきらめないことが、人々の絆を強めることにつながる。
かくして、譲と景時の協力技「大威徳明王呪」を習得した。




比叡山では、リズヴァーンと敦盛の協力技「金剛夜叉明王呪」を習得した。




鳥羽殿(平等院)では、ヒノエと弁慶の協力技「軍荼利明王呪」を習得した。




こうして秋の京を巡っていると、しかし弁慶に関する悪い噂が飛び交っていた。
弁慶は、じつは平家と内通しており、そのせいで焼き討ちにされた集落もあったのだという。



何かと単独行動をしようとする弁慶。
放浪癖があるのは将臣もそうだが、あっちは敵になることもあるが
その場合でもちゃんと単独行動する理由を言って離脱している。
これに対し、弁慶は特に理由も言わずに突然離脱することが多い。

(私は弁慶のことがどうにも好かないからね・・・ 疑うのよ。)

弁慶の不可解な行動を見逃すわけにはいかない私は主人公に命じ、弁慶を追わせた。(※ウソ)
すると山奥の集落で弁慶を発見。こんな所まで足を運んでいたとは・・・。

弁慶は彼女の姿を認めるなり、「君はいけない人ですね」と言った。
いけない人・・・だと?
それはテメーのことだろ!(怒) 勝手に1人で抜け出して、散々振り回したくせに!!

笑って脅しても無駄だぞ、この卑怯者! クソ軍師が!!



はぁ・・・、はぁ・・・、はぁ・・・・・・。
実際にこの場面をプレイしていた時、私の顔はきっと、いや間違いなく怖かったと思う。
コントローラーを床に投げつけそうになったくらいだからな。



戦いを終わらせるためなら、いかなる卑劣な手段をも厭わない。
平家に寝返ろうとさえするくらいだ。FF6のケフカにも劣る腐った根性。
こんな野郎が仲間であるなど・・・ ぐぬぬぬぬ・・・・・ (青筋)
まあ、戦闘キャラとしては使うけどね。


後日、主人公は将臣と義経を連れて清水寺へとやって来た。
主人公と将臣は鎌倉出身であるらしく、昔、修学旅行で清水寺を見たことがあるという。
(世界は違うが。)



紅葉の盛りを迎えているこの寺の張り出し舞台には、1人の男がいた。
彼は舞台から身を投げようとしている・・・



もちろん、そんなことをさせるわけにはいかない!
「清水の舞台から飛び降りる」という言葉はあるが、実際に飛び降りたら間違いなく死亡する。
それを義経が制止。



すると、男は突然人が変わったかのように敬語で話し始め・・・
なんと、明王になったのだ。

そして、仲間の人間同士の絆の強さを認め、
将臣と義経の協力技「降三世明王呪」を習得したのだった。




明王呪関連のイベントは、4つともすべて6章の秋の京で見ることができる。
どれも同じような内容で、困っている人に話しかけ、協力して助けると、
それがじつは明王が化身した姿であり、絆の強さを見せたことで新たな術を授けてくれるというもの。
どれもなかなか良いイベントだったよ。

明王呪系の術と応龍太極陣のグラフィックが、じつは同じで単なる色違いなのはここだけのヒミツ。



クソ弁慶め! ますますもって嫌いになったわ!
彼のストーリーは意外と長いな・・・。
さっさとスチルやアニメ(・・あるのか?)を回収して、素早く攻略を終わらせてやる!!

次回に続く。