ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _018


[2018/07/22] ヒノエをクリア! 平清盛を制し、海に生きる女となった。

ヒノエの攻略は、いよいよ今回が最終回。



一行は、平清盛との最終決戦に向けて着々と戦いの準備を進めている。
ある春の日の夜、主人公とヒノエが2人きりで会話をした。
これまでの旅で主人公の戦いぶりを見てきたヒノエは、
彼女のことを「美しいものには力がある」と評価し、
熊野水軍の頭領である彼をして「専属の軍師として迎え入れたい」と言わしめた。



そして決戦の日、水軍の部下たちはヒノエに続き、清盛の待つ厳島神社へと船で再び向かった。



と、その前に現れたのは知盛だった。
かつて別のキャラを攻略する時にも何度も戦ったことがある知盛だが、
今回は卑怯なことに2体の怨霊を引き連れていた。
まあ本人ともども弱かったが。(笑)



この戦闘で、ちょっと面白いハプニングがあった。
それは、知盛が攻撃してきた時の、梶原兄妹のやりとり。

兄の景時が狙われるが、それを妹の朔がかばった。
妹にかばわれた兄は、



と言うが、それを聞いた妹はこう返した。



朔ちゃん、手厳しいなー・・・ でも楽しかった!
この2人の様子を傍から見ていた知盛は、いったい何を思ったことやら(笑)

いずれにしても、知盛は戦いに敗れても武士の誇りは捨てまいと
海に身を投げ、果てるのだった。



知盛は、本当に神子に惚れていたのかもしれない・・・。



ここまで来れば、残る敵はあと1体。清盛だけだ。



黒龍の逆鱗を悪用し、死者を次々と怨霊にするなど好き勝手なことをして謀略の限りを尽くす清盛。
これ以上、こいつの思いどおりにさせるわけにはいかない!!



怨霊である清盛の霊力によって発生した嵐の中、
ヒノエ率いる船団は怯まず立ち向かい、ついに平家の頭領との決戦が幕を開けた!



この清盛、将臣を攻略していた時は北条政子・・・というよりは荼吉尼天に食べられてたけど、
ヒノエのルートではラスボスなのね。
まあ源平合戦がテーマだし、清盛が最終ボスのほうがしっくり来るけど。

ガキの姿をした清盛だが、戦闘モードになると頭に大きな2本の角が生えたりと
なかなか恐ろしい姿に変貌する。

やはりラスボスだけあって、専用の全体攻撃が強烈!
赤い蝶が舞う金属性の攻撃で、これを弱点とする義経はこれ1発で体力を7割ほど持ってかれてしまった。



そういえばここで気づいたんだけど、
ラスボスの属性って、攻略中のキャラの属性に対しては弱点の属性になってるのね。
だから、そのキャラで攻撃をすれば弱点を突けて大ダメージを与えられるようになっている、と。
まあまだ2キャラ目だし、他のキャラもそうなのかは分からないけど・・・

やはり該当キャラのシナリオのラスボス戦では、
開幕と、トドメを刺す段階で、前衛に出しておくのが美しい。
そうすることで、その戦い専用のセリフをしゃべってくれるようだ。



八葉の力と、龍に選ばれし神子の力。そして草薙剣の力。
最強の怨霊としてこの世界に君臨していた清盛も、ついには封印されたのであった。





かくして、世界に平和が訪れた。
かねてから元の世界に帰りたがっていた主人公は、ヒノエに最後の別れを告げてその場を後にする・・・



上の画像のような展開にもできるが、これは直前の選択肢でそうなったもの。
「遙かなる時空の中で3」というゲームは複数の追加作品があり、
作品によってはそのまま現代で意中のキャラと幸せになることもできるらしいが・・・
残念ながら、今回筆者がプレイしている無印版では、現代に戻るとなぜかバッドエンドの扱いになる。
なぜだ・・・・・!?

結局、主人公はヒノエと一緒に京の世界で海の女として生きていく道を選んだ。
その時にヒノエが詠んだのが、この句。

「天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」

ん? どこかで聞いたことがあるような・・・?
と思ったら、小倉百人一首にあった短歌のひとつだった。作者は僧正遍昭。
・・・これは豆知識。

ともあれ、主人公はヒノエと結婚し、部下の水軍にも祝福され、幸せになったのだった。





ヒノエ、クリア!



今回はやりやすかったかな?
将臣に比べればストーリーも比較的わかりやすかったし、
ヒノエ自体が明るい性格であり、水軍のサポートもあってテンションが上がりやすかったので
不思議とサクサク進めることができた。

個人的にはあまりお付き合いしたくないタイプだけど、
女たらしで軽そうに見えてじつは大物だったということも分かったし、案外策略家で頭もキレる。
まあ若いから勢いをつけすぎて失敗することもあったけど、
それはそれで歳相応ということでよし。
見た目も中身も炎のように熱い人だったよ。



さーて、来週のサザエさんは
・・・もとい、今後のプレイ方針だけど、ちょっと変更することにしたわ。

当初定めていた攻略順を変える。
基本的に嫌いなキャラからやっていって、好きな(・・・と現時点では思っている)キャラを
後の楽しみに取っておきたいのだが、
周回プレイをしているうちに、イメージの変わったキャラがいる。

なので、順番は下記のように変更する。

弁慶 → 景時 → 義経 → 敦盛 → 譲 → 朔 → リズヴァーン → 白龍

弁慶は物腰柔らかいけど、何となく腹黒いものを感じる・・・
わりと印象が悪くなったので、先に消化していくことにする。
また、攻略可能なキャラのうち彼だけがまだ絆の関を1つも達成していないので、
キャラを強化を捗らせるという意味でも先に絆の上限を上げておきたい。
戦闘キャラとして使う場合はストーリーとは分けて考えてるからね。
これは嫌いな性格のキャラでも関係なく全員、互いの絆も含めて
自力で最強まで育て上げたいと予定している。

あと、ここまでプレイしていてさらに分かったことだが、
キャラを育成する場合は4章で敵と戦うのがベストだろうと思われる。
ただし、それには条件があって・・・

・1章で義経と共に平家を攻めている
・2章でヒノエを仲間にしている
・全キャラの絆を最大値10まで上げられる状態である

これらの条件を満たし、4章の途中で将臣が仲間になってから
ストーリーを進めて将臣が離脱するまでの間。
この期間であれば、八葉を含めた仲間全員と一緒に戦えるのだ!

4章は、2章と並んで平和な章。
5属性すべての敵と自由に戦えるし、回復ポイントも近い。
BGMも平和で、気長に狩りができる。

その他、特定の術を習得するイベントがあったり、大団円エンドなるものもあるという。
このゲーム、まだまだ長く遊べそうだ!!



次のターゲットは、当初の予定を変更して武蔵坊弁慶にする。
次回に続く。