ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _014


[2018/07/16] 将臣をクリア。これでまずは1人目。

私は好き嫌いがハッキリしていて、それを口に出す性格なんでね。
自分の嫌いな性格のキャラを攻略するのはあまり楽しくはないけど、
スチル画像を集めたり、戦闘キャラとしては極めたいので
とにかく攻略可能なキャラは全員攻略しているところよ。

長かった有川将臣のストーリーも、今回のレポートでいよいよ大詰めを迎えた。



終章 その手に掴んだもの



ついに「終章」の文字を見る日が来たか・・・。



主人公たち一行は、あまたの怨霊が生み出す邪悪な気流の流れを辿り、
瀬戸内海に浮かぶ厳島神社へと足を運んだ。
案の定、怨霊はこの場所で作られていたようだ。

将臣を欠いているため八葉が8人揃わないのは気になるが、
怨霊の発生源を抑えた現在、そんなことは気にしていられない。

夕刻、神社の境内には将臣と、怨霊と化し子供の姿を模した平清盛がおり、
そこで「黒龍の逆鱗」を守っていた。



黒龍の逆鱗は本来、龍神の神子である主人公が持つ白龍の逆鱗と対になるもの。
これらは、それぞれ黒龍・白龍の生命の源であり、彼らの力そのものである。
黒龍の逆鱗がここにあるということは、黒龍はすでにこの世界から消滅していることを意味する。

力は、それ自体が存在することはこの世界の摂理であり、間違いではない。
しかし問題は、その強大な力を手にする者の心である。
力を使う者の心によって、世界は良い方向にも、悪い方向にも転がる。


主人公たちが神社に上陸したのを見た清盛は、
今こそ黒龍の逆鱗の力を使って自分に敵対する者たちを
この場で怨霊に変えようとするが・・・

そこに突然、リズヴァーンと同様、鬼の一族と同じ方法で北条政子が姿を現した。
その様子を見てリズヴァーンは彼女の不審な行動に警戒するが、
彼女は目ざとく黒龍の逆鱗を見つけ、なんと、自身の体内に飲み込んだ!



すると、政子は邪神・荼吉尼天と一体化し、
自我を失い、世界を我が物とすべく
人間も怨霊も全てを喰らい尽くす破壊の権化と化した。

政子――もとい、荼吉尼天は、
周辺にいた怨霊はおろか、清盛まで食らい、その存在を魂ごと消滅させた。
破壊の神にとって、捕食の対象は源氏も平家も関係ない。

この事態を前に、これまで平家に固執していた将臣は
目の前にいる共通の敵を倒すため、八葉の1人として、
そして愛する主人公のために共闘することを決意。

最後の戦いが始まる・・・・・!!



荼吉尼天は、他のキャラではどうなるのかは知らないけど
将臣ルートではラスボスのようだ。
最後の敵だけあって、相当な強敵。気力(HP)も三重円になっている。

とにかく土属性の全体攻撃が強烈で、
土属性を弱点とする水属性のキャラはこれ一発で気力を半分以上持っていかれてしまった。



弱点は木属性だが、防御力まで高いらしく、
絆をかなり上げると使えるようになる木属性の最強の攻撃術(名前は忘れてしまった・・・)
をもってしても、円1つの半分もダメージを与えられない。

円陣をフル活用し、全体攻撃が来そうになったら水のキャラは前衛に出さない
など、だいぶ頭を使いながら戦った。
ざっと十数分は戦ったと思う。



かくして、荼吉尼天は消滅し、怨霊が世界中から消えた。
それと同時に、白龍は本来の龍の姿に戻り、
復活した黒龍とともに天高く舞い上がり、世界に神の加護を与えた。



源平合戦は源氏の勝利に終わり、日本は源氏の領する国となる。
平家の生き残りたちは、とある港に停泊していた大型の船に乗り込み、
還内府だった将臣と、その愛人である主人公とともに
いずこかにあるという遠い南の島へと旅立っていった。

有川兄弟、永遠の別れである。





こうして、主人公と将臣は現代に帰ることなく
南の島で楽園を築き、平和な日常生活を過ごすようになったのだった。





有川将臣、クリア!



ふぅ・・・、将臣のストーリーは予想外に長かったねえ。
まあ、いいストーリーだとは思うんだけど、私自身が将臣をあまり好きじゃないから
それほど感動はしなかったな。

また、エンディングで変な歌が流れたけど、
なんか歌い方が臭く、和風物のノベルゲームには内容的に合っていなかった気がする。
私個人としては、だが、あまり良い印象は持てなかった。スタッフには悪いけど。

次のターゲットは、ヒノエにする。
次回に続く。