ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _013


[2018/07/15] 平家の幹部、そして幼馴染との戦い

有川将臣をターゲットとした高速プレイは続く。

龍神の神子である主人公は、白龍の逆鱗の力を借りて時空を東奔西走し、
運命をより良い方向へと変えていく。

こうして4章まで終わった後、新たに「間章」が出現した。
舞台は、奈良県吉野。季節は秋。



吉野にある村の集落では、人々が日々農作業に精を出しており、
慎ましやかながらも平和な生活を送っていた。

しかしある日のこと。
どこからともなく山賊が野盗に入り、村から金品を奪おうと
畑に火を放ち、一面焼け野原にしたのだ。



主人公たち一行は邪悪な侵入者を撃退するが、火の勢いは収まらない。
どうやら山賊は純粋に悪の存在であり、源氏や平家とは関係なかったようだ。
とはいえ、やってることは悪そのものだ。

この後、将臣は、幼馴染である主人公の制止をも押し切り、
やはり平家の元へと向かうのだった。




ここで驚いた!
章のタイトル画面で、将臣の立ち絵が表示されている!
つまりアレか? 将臣ルートに入ったってこと? そういうことだよね、たぶん。


福原では、源平間での戦争を終結させようと和議を結ぶ方向に話が進んでいた。
本来の運命によるとこの和議は後に破棄され、源氏は戦争に負けることになるのだが・・・
主人公の想いを知った将臣は、還内府として何としてでも争いを避け、
和議を結びたいと考えるようになる。



だが、還内府のこうした考えに異を唱える者がいた。
好戦的な性格をした二刀流の武士、平知盛がそのひとりだ。
彼と、ついに剣を交えることになる・・・



が、まだ本気を出してなかったようで、それほど強くはなかった。


このあたりから、こういったボス戦が立て続けに発生する。
先に感想を書かせてもらうけど、正直うざい、しつこい。
なので、ボスとして登場したヤツらは、事務的に「モンスター」として扱い、
「ああ、ここのボスだからコイツを倒せばいいんだな」と判断して倒していくことにしたわ。


知盛を退けると、戦場に還内府が出向いてくる。
源氏側の戦士として、襲いかかってくる平家の兵士たちを次々と倒し、
そして還内府と一騎打ちに。

剣の腕が立つ還内府と互角に戦っている主人公の様子を見て、
周りにいる兵士たちは驚きを隠せない。



この時に初めて、主人公は還内府が将臣であることを知った。
また、将臣の弟である譲もそのことを知ってショックを隠しきれなかった。

事態は急展開を迎え、あっという間に6章へ。



内容は・・・・・
特に目立った戦闘もなく、冗長なストーリー展開にイラ立ってたから
ほとんど読み飛ばしてしまって中身を忘れてしまったわい。
申し訳ない。

ただ、主人公は吉野の集落が悲惨な目に遭ったことに責任を感じており、
運命を変えるべく、再び吉野へと時を遡る。



再度訪れた吉野で、主人公は山賊の動きを誰よりも早く察知し、
放火される前に山賊を撃退。集落を救った。

ここで将臣が、自分が平家側に属している理由と、それを一行に黙っていた理由を語った。

彼はこの世界に移動した時、平家の者に拾われた。
その一族の長である平清盛が、今は亡き自分の息子である重盛によく似ており、
剣の腕も立つとして、将臣を還内府に任命。
平家の血こそ引いていないものの、平家として特別に大切に扱ってきた。
そうした経緯があるため、将臣は平家を守ろうとし、
また未来に平家が滅ぼされるという歴史を現代で知っているからこそ、
源氏の裏をかき、平家を滅ぼされるまいと強い意志をもって積極的に行動しているのだという。

また、八葉の1人でありながら同じ八葉の仲間たちにそのことを黙っていたのは、
仲間たちを源平間の争いに巻き込まないようにするためだったという。

ということは・・・
将臣は単なるカッコつけではなく、本当はとても責任感の強い優しい人だったってことか?
個人的にコイツは嫌いだからすぐには信じられないが・・・。


ところで、他に平家以上に怪しいヤツがいる。
それは、北条政子だ。



人を怒らせるのが得意なようだな、このクソアマが!!(怒)
主人公に剣を向けられても全く動じる様子はなく、悠然と余裕の笑みを浮かべている。
絶対に何かあるに違いない!

将臣は平家に恩義があり、平家のために戦っている。
主人公もまた源氏のために戦っている。
両者とも、それは譲れない。
それゆえに幼馴染同士が、戦場で敵同士として戦い合うことになる。



このイベントの後、将臣は特技「反撃」を覚えられるようになった。





飛ばせるところは一気に飛ばし、新しい6章へ。季節は冬になった。



怨霊を生み出し、みずからも怨霊となって非道な行為を繰り返す平家一族。

たいらのゲマ・・・もとい、平惟盛も怨霊である。
結構しつこく何度も襲ってくる惟盛は、マヒさせる術などで応戦するも
ついに再起不能なほどに敗れ、主人公によって封印されたのだった。



この後も立て続けに、羅利女(らりめ)、鉄鼠(てっそ)など
かつては人間だったという怨霊たちと戦ったが、それほど強くはなかった。


将臣は、今となっては敵である。
しかし、主人公とは親しい仲でもあるため、戦場以外では笑顔で談笑することもある。
にしても、異世界で「江ノ電」って・・・(笑)



あなたたち、鎌倉のほうに住んでるのね。

冬の夜、この戦いが終わった後、お互いが無事であることを願って、2人は砂浜で抱き合った。



だが別の日、将臣は数名の武士を引き連れ、源氏の棟梁である源頼朝を討とうとする。
頼朝を倒せば全ての戦いが終わると信じていた将臣。
部下の武士たちが頼朝に襲いかかった次の瞬間・・・
なんと、荼吉尼天(だきにてん)なる者が現れ、頼朝に楯突く武士たちの体を引き裂いた!

この異常事態を前に、さすがの将臣も尻尾を巻いて逃げ出した。

将臣の話によると、この荼吉尼天は天女のような姿をしているが、
実態は人間・怨霊を問わず全ての魂を食らう邪神であるという。
こんな恐ろしい神は、一体どこから現れたのか?
次から次へとこの世界に現れる怨霊たちの魂の動きを追って自分も現れたのか?
それとも、何者かが荼吉尼天を操っているのか・・・?

謎が謎を呼び、新しい7章へと移った。



結局、将臣と戦うことは避けられなかった。
敵として登場する将臣は、還内府を名乗るだけあってかなりの強敵だった。



戦闘後、将臣は「俺の負けだ・・・」と負けを認めた。

立て続けに、平経正とも戦闘になったが、こちらはたいして強くなかった。
物腰は柔らかい敵将。
彼はしかし平家はもはや滅びるしかないと悟っており、
怨霊となった自らの身を封印してほしいと、神子である主人公に懇願した。
もちろん、遠慮なく封印した。

また、知盛が本気になって襲いかかってきた。
二刀流のポーズだが、戦闘ではなぜか術をよく使ってきた。
なかなかの強敵だったが、勝つと潔く負けを認め、
武士としての誇りを捨てまいと、最後は自ら海に身を投げ、自殺したのだった。





ここまでに、平家の幹部は惟盛と経正が封印され、知盛が自殺。
残る怪しいヤツは、清盛と北条政子、そして荼吉尼天。
相当長いストーリーだが、いよいよクライマックスが近づいてきたようだ。

次回に続く。