ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _010


[2018/07/08] 新しい展開が始まる

とりあえず、まずは前回の続きを。

京の世界で平家によって仲間たちが次々と殺され、みずからも命を落としかけた主人公。
窮地を救ったのは、その時に白龍が託した「逆鱗」だった。
焼け落ちていく京邸の中でひとり残された彼女が白龍の逆鱗を手にすると、
次の瞬間、彼女の全身は光に包まれ・・・

気がつけば、元の世界の高校に戻っていたのだった。





もう、これ以上あんな怖い思いはしたくない・・・!!
そう思った彼女は、異世界の思い出を捨て、
これからは普通の高校生として生活することを決めたのだった。



おしまい



・・・・・ではないよ?

じつは現代に戻った時に選択肢が2つあって、
そのうちの1つを選んだら、異世界での出来事をなかったことにしてストーリーが終わるのよ。
でも、コレって主人公だけが元の世界に帰って来たわけで、
友達である有川兄弟を見捨てることになる。
いわゆる、バッドエンド。

このゲームの肝は、おそらくこれから始まるのだと思われる。
なぜなら・・・

白龍の逆鱗を手にした者が心から強く念じれば、
過去・未来を問わず時空を越えることができるからだ。



この時、何かと積極的で責任感の強い彼女のこと、
京の世界で出会った仲間たちにも浅からぬ情が移っていたのだろう。
気持ちがもやもやしたまま自分だけが元の世界でのうのうと生きていくことなどできない!
(それに、プレイヤーである筆者としても、もっといろんなストーリーの展開が見たい。
知盛に倒されたのも悔しいしね!)

かくして、主人公の、龍神の神子としての活動は続くのであった。



さて・・・

ここで私は攻略サイトを見るのを解禁したわ。
この主人公の女子高生、本名は春日望美というそうな。
とても美しい名前だ!
紫色の長い髪に、凛としてきれいな緑の瞳。
剣で戦い、桃色の着流しを着ている。

それで、前回のプレイで平家に殺されそうになったけど、
ゲームスタートからあの場面までは必ず経験するものらしく、
そこまでが「1周目」のプレイにあたるらしい。
で、そこから先、時空・・・というか「章」を自由に移動できるようになってからが
「2周目」以降ということになる。

これは、公式サイトでも「運命上書きシステム」として紹介されている。
どうやら、そういう仕様のゲームであるらしい。

ここからは、高速でプレイしていくことにするわ。
もし、自分が1周目の時には経験しなかった新しい展開で印象に残るものがあれば
順次スクリーンショットをアップしていくね。

では、プレイレポート再開、と・・・



主人公が時空を越えた先は、京の世界の熊野。
後に殺されるはずの仲間たちが、全員そこにいた。
もちろん、彼女の幼馴染にして一番の友達である有川将臣くんもいる。
平家に寝返る前の話だ。



そこで主人公は、これからこの世界で近い未来に起きる凄惨な事件について
仲間たちに打ち明けるが、現在のみを生きる彼らには簡単に信じてもらえない・・・。
しかし、彼女の剣の先生であるリズヴァーンだけは違った。

彼はこう諭した。
八葉は神子に従うもの。おまえ自身が彼らの運命であり、この世界の運命である、と。




こうして、章選択の画面が表示された。
なるほど、これが運命上書きシステムというやつか・・・



そういえば章の変わり際に一瞬画面が暗くなって、なんとなく怖かったんだけど、
いざプレイしてこの画面まで来ると、結構宇宙的で神秘的な感じがするな。
宇宙博物館関係のソフトを見ているような・・・ そんな感じ。

とにかく、いったん1章に戻り、
攻略サイトの助けを大いに借りながら攻略を始めることにした。


1章の狭いマップでリズヴァーンと出会い、九郎殿こと源九郎義経を仲間にし、
新たなルートを開拓。



あのおちゃらけな梶原景時にも出会った。
もうこの際だから、今まで毛嫌いしていたキャラたちも全員受け入れることにするわ。
もしかしたら新しい魅力が見つかるかもしれないから。
・・・いや、きっと見つかる! と信じたい。



このデコボコ兄妹、案外似た者同士かもしれんな。(笑)



新しいルートは、平家が密かに宇治川周辺に張ったアジトに通じていた。
その先で、以前は終盤で戦った平惟盛と対面。



戦闘に突入するが、一度は倒したことがあるこちらの敵ではない。





こちらが未来で自分に会っていることなど知る由もない惟盛は、
予想外に圧倒的な力の差を見せつけられ、慌てて退散していった。

でも、主人公は白龍の逆鱗を持っていることは秘密にしておいた。
それに当の白龍がいる以上、そのことは言いたくても言えないだろう・・・。




将臣についても、何か発見があるかもしれない。
平家に行かないよう、何とか説得を試みたいところ。
熊野にいる今ならまだ間に合う! ・・・はず。




それでも個人的に一番好きなのは、やっぱり白龍だな。
もともと彼が主人公たちをこの世界に導いたわけだし、
幼い外見ながらも最初から行動を共にし、心の傷を癒す拠り所ともなった。



人間ではなくとも、心は通じ合うもの。



この世界の神様である小さい男の子に満面の笑顔で「大好き」なんて言われたら、
こりゃあもうやるっきゃないでしょう!!



というわけで、次回に続く。