ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _008


[2018/07/06] 風雲急を告げる

季節は秋。
平家の打倒を果たすべく、何か手がかりはないかと、
一行は現実世界でいう兵庫県有馬あたりに位置する福原にやってきた。

福原といえば確か、平氏が福原京を建てた場所だったような記憶が・・・



忘れたわ。
と、ここで源頼朝の妻である北条政子が現れた。
彼女は、源氏の棟梁である夫の命令として、
彼の弟である義経に対し、一刻も早く平家の軍を制するよう命じた。

・・・個人的にこの女、顔も喋り方も不愉快! すっごく嫌いなタイプ!




秋の福原は紅葉が美しい・・・はずなのだが、今は紅葉を愛でている場合ではない。
ストーリーはかなりの急展開を迎え、出現するモンスター(怨霊)も手ごわくなってきている。



仲間たちも心中複雑なようで、中には将臣などパーティーから外れた者もいる。
ということはつまり、八葉が揃わないということであり、
源氏にとっては、怨霊を操る平家に対し不利な状況に陥っているということを意味する・・・。
そんな中で主人公にとって唯一の頼りといえるのは、
龍神の神子である主人公を守護する使命を負い、絶対の信頼を寄せる白龍だけ・・・。



政子の・・・、もとい、頼朝の命を受け、
義経は平家の陣の裏手に回り、警備が手薄と思われる山の崖の上から
奇襲作戦を行うことを一行に提案。
これにより、平家の部隊はあえなく撤退を余儀なくされ・・・・・



・・・てはいない。
じつは、平家は源氏の動きをつぶさに観察しており、
源氏が山側から攻めてくることを完全に把握していたのだ。

一連の情報は全て還内府が握っており、平家の活躍に大きく貢献していた。
つまり、還内府こと有川将臣は、本気で源氏を滅ぼしにかかる、完全な敵になったということ。
たとえそれが幼なじみである主人公であろうと、
自分に敵対する勢力の一員である以上、容赦はしない・・・。

源氏の軍が来たことはすぐさま平家に伝わり、
おびただしい数の怨霊を引き連れて一斉に源氏の軍に襲いかかってきた。
このままでは多勢に無勢。いかに八葉でも間違いなく全滅させられてしまう・・・!

そこに、リズヴァーンが登場。
剣の先生として、主人公の剣の腕が上がったのをしかと見届け、
たったひとりで平家の軍勢を相手に立ち向かった。



残った仲間たちをこの場から逃し、その後、みずからは帰らぬ人となった・・・・・。

だが、平家の追跡はしつこい。
ある平家の兵士が主人公を見つけると、
命を狙う対象として弓矢を構え、彼女の体を射抜いた!



幸い、急所を外れたことで一命は取り留めたものの、
平家にとっては最大の障害である「源氏の神子」であるため、
常に命を狙われることになった。

こうなってしまったことに、この世界に彼女を召喚した白龍は強い責任を感じ、頭を抱えた。




物語はさらなる展開を見せる。ほんの短時間で、5章から6章へ。



先ほどの平家との戦いに敗れ、軍の指揮官としての地位を頼朝によって剥奪された義経は、
兄であり、自身が絶対の信頼を持っている頼朝に直接会ってなんとか説得しようと
鎌倉へと向かった。
その際には、新たに源氏の軍司に任命された景時など
一部の仲間が別れ、平家の動きを監視するために京へと向かった。



主人公が襲撃されてからというもの、白龍の顔色が悪い・・・。
そのことは、仲間も心配していた。



義経は頼朝に会おうとしたが、結局会うことは許されず、その声が届くことはなかった。
というか、頼朝自体が夫婦揃って義経を始末しにかかっていたのだ。



この態度が、じきに取り返しのつかない悲劇を生むことになる・・・・・。