ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _003


[2018/06/28] 好かぬ者も人それぞれ

体力があって頭もキレる、おまけにお料理上手、そして先輩に優しい
と、万能っぷりが半端ない後輩。有川譲くん。
戦闘を重ねることで、さらに多くの特技を覚えられるようになっていく。



まあ、戦闘で強くなっていくのは何も譲に限ったことではないが。

ステータス上げをひととおり進めた後、鞍馬寺へと向かった。
鞍馬の地には天狗が住んでいるそうで、
道の途中には結界が張られており、これ以上先に進むことはできなかった。

この結界を解くには陰陽師の力が必要だ、と弁慶は言う。



が、今は陰陽師を同行していない。
いったんこの場を後にして、宿へと戻っていった。


朔の笑顔もかわいいけど、
画面の右下のほうに小さく映る主人公の照れる顔、かわいい!!



しかし、彼女はこの世界で唯一怨霊を封印することができる存在。
自分が諦めたら何も始まらない。それにこの前、義経に空中に舞う花びらを斬る剣術・・・
「花断ち」を見せられた。
あれをなんとか自分もマスターしたい!
と、自分の心に鞭を打ち、夕暮れの京で剣の素振りをしていた。

すると、そこに義経が現れた。
彼は、主人公の剣の腕が上達しているのを確認し、褒めてくれた。



直後に、彼は照れ隠しをしながら去っていった。
なんだかかわいい!!
ぶっきらぼうに見えるけど、じつは面倒見が良くていい人っぽいねえ。
いつか仲間にしたい!




その夜、主人公は自分が通う現代の高校の夢を見た。



夢の中の学校には人が誰もおらず、ただただ静まりかえっていた。
だが、彼女をよく知る友人1人だけはそこにいた。



将臣くんだった。
彼女の同級生であり、幼馴染でもある彼は、彼女の良き理解者。
しばらく雑談を交わした後、彼は懐から懐中時計を出し、彼女にプレゼントしてくれた。





朝の小鳥のさえずりが聞こえてきたところで、主人公は目が覚める。
体を起こすと、妙に懐かしい感じの手触りが伝わり、
気がつくと、そばにはあの懐中時計が置いてあったのだった。
もしかしてあれは正夢・・・?



この夢を見たことを、同じ学校の友達である譲にも話すと、
譲はあまりいい顔をしなかった。



将臣は、名字が同じ有川であることからわかるように譲の兄である。
しかし、この兄弟は仲が良いわけではないらしい。


京の町で人々に話を聞いて回った。
すると、ある雑兵が「梶原様」に関する有力な情報を教えてくれた。
その人物は、武士でありながら陰陽師でもあり、
部下の兵士たちからの信頼も厚いという。



梶原様――こと、梶原景時は現在、長岡天満宮にいるらしい。

仲間たちとの絆を深め、より強力な術が使えるようになった今、
恐れるものは何もない!





晴れた春の青空の下、長岡天満宮に向かった一行だったが、
そこに景時の姿はなかった。
仕方がないので引き返そうとした、その時だった。



姿の見えない邪悪な怨霊が現れ、神子である主人公の命を狙ってきた!
見えないところから執拗に攻撃を繰り返す怨霊。
このままでは主人公が危ない!

この窮地に、主人公は覚醒。
花断ちの剣術の極意を閃き、姿を見せぬ怨霊の正体を暴いた!!



かくして、その怨霊――桜花精と戦闘になった。


桜花精は、どうやらボスのようだった。
通常の敵に比べてタフで強い。BGMも違う。

桜花精は、木属性。
ちょうどパーティーに金属性の譲がいたので、
覚えたばかりの「破邪剣鋒」という金属性の術を見舞った。



この演出を見て私は気づいたのだけど、
このゲームでは、術は主人公を媒体として、+1〜3人、
合わせて2〜4人がかりで発動させるものなのね。
ということは、1ターンにつき術は1回しか使えないということか?
一部の回復などの術を除いて。


桜花精を倒した後、宿へと戻るとそこには大きな男がおり、ちょうど洗濯物を干していた。
この男こそが、朔の兄にして陰陽師である景時その人だった。



しかしこの人、性格が軽い・・・。
個人的にどうにもタイプじゃないわ。
妹である朔も、兄のお調子者ぶりには呆れているようだ。



とりあえず、仲間になってくれた。



さっそく景時の能力を見ると、属性は譲と同じく、金。
地の白虎。彼も八葉の1人だったのか!
ステータスは全体的に高いようだけど、あの性格はちょっとね・・・・・



いくら強くても、キャラの性格が気に入らなかったら意味がない。
戦闘キャラとして使うかどうかはこれから考えることにする。
属性ポイントの配分もしなきゃいけないし、
嫌いなヤツにまでポイントを振りたくはないからね。

次回に続く。