ゲームプレイの記録_FF5(SFC版改造)_011


[2020/08/09] 2つの世界が融合し、未曾有の危機が訪れる・・・

エクスデスとの死闘を辛くも制すると、
彼の居城にあった3つのクリスタルは同時に砕け散り、その衝撃でバッツたちは意識を失った。

このままあの魔城の中に埋もれてしまうのか・・・
そう思われたが、気がつけば、一行はタイクーン城の前にいた。

一度は元の世界を離れたバッツ、レナ、ファリスの3人。
二度と戻れないはずのその世界に、たった今帰ってきた。
クルルにとってはまだよく知らない世界。

世界地図を確認してみる。



陸地の形が、元の世界と違う。陸地の占める割合が明らかに大きいのだ。

しかし、今目の前にあるのは、紛れもなくタイクーン城である。
一体何が起こったのか? ひとまず城に行ってみることにした。

すると、城に入るなり、大臣以下国民全員がレナとサリサ(ファリス)の凱旋を盛大に歓迎し、
さっそく祝賀パーティーが開催された。



ドレスに身を包んだ王女姉妹2人の前で踊る国民たち。
そして、そんな様子を見てただ呆然と立ち尽くすバッツとクルル・・・

祝賀会は終わりそうにないので、王室に行ってみた。
そこには、タイクーン王の娘でもあるサリサの幼い頃のエピソードが綴られていた。



サリサは小さい頃、空を飛ぶ飛竜に乗るのも怖がるほど高所恐怖症だった。
あれから海で遭難し、海賊に拾われ、大人の男たちの中で育って
海賊の頭領を務めるまでに逞しく成長した。

そんなサリサ・・・もとい、ファリスと、その妹・レナを、
できることならば仲間として一緒に祝ってあげたい。
でも、どうしても引っかかる疑問がある。

なぜ、自分たちは元の世界に戻って来れたのか?



その理由を知りたい。
2人のそばから離れるのは少々寂しいが、仕方ない。
バッツとクルルは城を出て、しばらく外を歩いた。

すると、あることに気づいた。
いつもならモンスターと遭遇するはずなのに、全く現れない・・・。

やがて洞窟の前にたどり着くと、
かつて別れたバッツの親友でチョコボのボコと再会した。



ボコは、クルルとは初対面。
クルルは動物と会話をすることができるらしく、
モーグリの時と同じようにチョコボの言葉も理解した。

彼女の翻訳(?)によると、ボコにはあれから恋人(恋チョコボ?)ができ、名前をココという。
ボコは、さっそくココを連れてきて2人に紹介してくれた。
バッツを見るなり、再び冒険に出かけることを察し、また一緒に旅をしてくれることになった。
一方のココは、体内に赤ちゃんを身ごもっており、
洞窟の奥にあるファリスの海賊のアジトでしばらく静養するという。



こうして、ボコが旅のお供になった!



ボコは、足が速いだけでなく、川を渡ることもできる!


ボコに乗って陸伝いに走っていると、程なくしてトゥールの村が見えた。
世界の様子が一変したことに村人たちは驚いてはいたものの、
それ以外は特に事件が起きるわけでもなく、平和な雰囲気だった。

この村には「初心者の館」があるが、
受付嬢に自分は上級者であることを伝えると、
なんと、彼女は「ものまね師」というジョブの存在や、ジョブマスターなどについて
いろいろとレクチャーしてきた。



じつは、彼女はかなりの上級者だったのだ!
きっと戦ったらすごく強いに違いない。。(笑)


調子こいてボコを走らせていると、突然落とし穴が開き、
ボコ、バッツ、クルルの3人は穴に落ちてしまった。

穴の中で待ち構えていたのは、アリジゴクのような姿をした魔物・アントリオン。



これを撃退するも、穴から這い上がれそうな壁がなく、途方に暮れる・・・。
すると、上から1本のロープが。
ただ、手を伸ばそうとすると上に引き上げられ、届かない。



じつは、ドレス姿を嫌ったファリスが城から抜け出し、
バッツたちの声を聞きつけてロープを差し出したのだった。

ロープを上下に動かしたのは、自分をほったらかして出ていったことに対する罰
・・・ということのようだが、バッツとクルルが謝ると、再び仲間になってくれた。


続けて、次に3人が向かったのは、ギードの祠。
以前、エクスデスによって海底に沈められたその場所は、再び陸地に上がっていた。

ここで、ギードは驚くべき真実を語り始めた・・・・・。



1000年前、バッツたちの世界とクルルやガラフたちの世界、
これら2つの世界は元々1つの世界だった。

しかし、その世界には、あらゆるものを飲み込むブラックホールのような暗黒の空間・・・
「無」と呼ばれる力が存在した。

その力は、人はおろか、時には大陸をも一瞬で消し去るほどのもの。
これを欲したのは、いにしえの暗黒魔道士・エヌオー。

エヌオーは無を操り、当時の世界を恐怖に陥れていた。
が、いずこかより12人の勇者が現れ、エヌオーと戦った。
彼らは、それぞれ異なる強力な武器を装備していたが、
この世に存在するにはあまりにも強力だったので、クーザー城に封印されたという。
これらの武器をもってエヌオーは倒したが、無の力を消滅させるには至らなかった。

そこで、勇者たちは考えた。
世界を構成する4つのクリスタルをそれぞれ2つに割ることを。

これによって、世界は2つに分離し、同時に無の力も封印された。
無の力を封印した場所は、分かれた2つの世界の間にあるという「次元の狭間」

・・・と、なんだか難しいことを話してくれた。


ギードの話が終わると、突然エクスデスが現れた!
一度は絶命させたかに思えたエクスデスは、小さなトゲに姿を変え、身を潜めていたのだ!



エクスデスがあの時、世界を元の形に戻そうとしていた真の目的は、
先ほどギードが言ったとおり、世界を1つにすることで再び無の力が復活し、
それを手に入れ、自由に操れるようにするためだった。

そう明かすなり、世界で無の力が顕現し始める・・・!



最初に無が現れた場所は、タイクーン城。
そこには、まだレナが残っている!



エクスデスは、抵抗するバッツ、ファリス、クルル、ギードを吹き飛ばし、
無の力を操る手立てを探し始めたのだった。


飛ばされた先にあったのは、古代図書館。
折しもここには、元からここにいた学者と、ここより少し北にあるサーゲイト城の学者が
一堂に会しており、ギードを智の権威として敬っていた。



無の力が蘇り、エクスデスが無を求めて動き出したことを受け、
ギードは学者たちを集めて緊急に作戦会議を開いた。

2つの世界にそれぞれ1つずつあった、「封印の書」の片割れ。
再び1つに合わさると、本自らが語り出した。



1000年前、12人の勇者たちがエヌオーを倒す時に使い、
後にクーザー城に封印した12の伝説の武器。
その封印を解くのは、4枚の石版。

1つは、過去の魂とともに土に守られ、
1つは、島の神殿の中に風に守られ、
1つは、海の底より深い場所に炎に守られ、
1つは、打たれる水の裏側に水に守られているという。

さらには、禁断の魔法としてホーリー、フレア、メテオ。
また、幻獣の中でも高位の存在とされるバハムートやリバイアサン。
これらも、世界のどこかに封印されているという。


屋上では、学者から「魔力の歌」を教えてもらった。



このほか、学者たちの話によると、
封印城クーザーは、この世界ではトゥールの村の東にあるらしい。
また、次元の狭間には町があり、
そこでは1000年前の素晴らしい魔法や装備品が売られているという。
三日月島も健在。クレセントの町もちゃんとあるのだろうか?
シドやミドの行方も気になるところではあるが・・・

なお、石版で封印されている扉の前には
必ずガーゴイルという魔物がいるから気をつけろ、という話もあった。


図書館を西に歩いていくと、ムーアの大森林にあった長老の木が。
あれから緑は取り戻したようだ。



しかし一方で、かつてムーアの大森林だった場所は、
流砂の砂漠に飲み込まれてしまっていた。



しかも以前と違い、全てのクリスタルを失ったことで
大地の力が弱まり、流砂が止まっていた。

砂漠を西に突っ切ってムーアの村で情報収集に当たるも、目ぼしい情報は得られず。
人々は、広大な森を一瞬にして失ったことにただ落胆していたようだった。



今回はここまで。



ストーリーは一気に佳境を越え、世界の現状を把握するに至っていない・・・。
エクスデスが死んでいない以上、何としても倒すしかない!

が、その前に4枚の石版とやらをまずは集め、
伝説の武器12個を全部手に入れていくことにする。

RPGの基本は、「現在行ける所は全部行く」、これよ。
だから、次は砂漠のど真ん中に建っているピラミッドを攻略しようと思う。

レナがいないのは気になるが・・・



次回に続く。