ゲームプレイの記録_FF2(GBA版)_006


[2017/10/14] 雪原の闘士の犠牲は大きい・・・。

一通り修行が終わり、ヨーゼフをレギュラーメンバー3人に近いくらいまでパワーアップさせた。
ヨーゼフの案内の下、サラマンドの北西から回り込むようにして広大な雪原を渡る。
出てくる敵も、地上のものからしだいに寒冷地のものへと変化。
ひたすら東へ進んでいったところで、ようやく雪原の洞窟に辿り着いた。

極寒の地の洞窟とあって、外だけでなく洞窟の奥までも溶けることのない雪に覆われていた。
が、それだけに手に入るお宝にもいいものが・・・
例えば、古代の剣。



これで斬りつければ、どんな相手も呪われてしまうという禁断の剣なのだ!
ただ、現在はパーティーの中に剣使いはいない。
じつはFF2というゲームでは、武器の中で剣が優遇されていることを私は知っているのだ。
昔プレイしたことがあるから、今回はあえて封印しているというわけよ。

・・・が、とりあえずストーリーに関しては長年の間に忘れている部分もあったりするので、
当サイトのゲームプレイ日記では、このFF2に限らず、ストーリーは知らんぷりってことで書いていく。


さて、雪原の洞窟を奥へ奥へと進んでいくと、
全身が薄茶色の毛で覆われた哺乳動物・ジャイアントビーバーがたくさんいた。
寒冷地に棲息するこの生き物、じつは後のモーグリの原型になったという逸話がある・・・



彼らのうちの1匹から、ガイが話を聞き出すことができた。
ジャイアントビーバーのすみかの向かって右側の壁に抜け穴があり、
その奥で怪物がベルを守っているという。



町で聞いた情報が正しければ、このベルとは「女神のベル」で間違いないだろう。
さらに奥深くまで進んでいくと、案の定、そこに女神のベルがあり、
アダマンタイマイという亀の魔物が襲ってきた。



防御力が高く、こちらの武器による攻撃ではまるで歯が立たない・・・。
力も強い強敵だが、爬虫類なので冷気に弱い。
ということで、何ターンかは見せ場を作ってあげつつ最後はガイのブリザドで仕留めた。




よーし、もう用が済んだし、さっさとテレポで脱出だ!
・・・と言いたいところだが、なぜかテレポが使えない・・・。

とりあえず、意味ありげに伸びてきた階段を上り、扉をくぐると、
行きしなには開かなかった扉の向こう・・・
つまり、洞窟の入口近くまで移動していた。

嫌な予感がするが、とにかく洞窟を出ようと長い階段のところまで来ると、
そこにボーゲンが駆けつけていた。



あれからボーゲンは大戦艦の件について大失態を犯し、
パラメキア帝国のお尋ね者になっていたらしい。
そんな状態でこのまま帝国に帰ったら確実に死刑になる。
どうせ犬死するくらいなら・・・! と、ボーゲンは一介の軍人としての意地を見せ、
フリオニールたちに襲いかかってきた。



とはいえ、所詮は人間。しかも4対1で多勢に無勢。
勝負の結果は火を見るより明らかだった。


だが・・・・・

ボーゲンは、事もあろうかとすでにこの洞窟に落石の罠を仕掛けていた。
ボーゲンが死に際に罠を起動し、大きな岩が階段を勢いよく転がってきた!
このままでは4人全員が岩の下敷きになってしまう!

と、その時、ヨーゼフが身を挺して大岩を受け止めた!
だがここは下り階段。4人が協力しても岩を押し返すには至らない。

残った3人が階段を下りきり、突き当たりを曲がって避難したのを見届けると、
ヨーゼフは力尽き、岩に潰されて死亡したのだった・・・。




なお、このイベントの後で再び階段を上って壁を確認しに行くと、
しっかり大岩が仕掛けられていた痕跡が残っていた。



それにしても、これほどの重い岩をボーゲンのような非力そうな奴が
どうやってあそこに収納したのか?
かなり謎だが・・・、ここはゲームということであまり深く考えないでおこう。


サラマンドの町に戻り、ヨーゼフの死を報告すると、
娘のネリーは父親を失った悲しみに暮れていた・・・。
ヨーゼフの家の外には、以前からヨーゼフに片思いをしていた女性がいた。
その人が、これからはネリーの面倒を見ることになった。



元気に育ってくれよ・・・! と、他人ながらに思った私。
やっぱりトシを取ったのかもねぇ・・・ ま、どうでもいいことだけどさ。


さーて、と・・・・・(ボキボキ)

死者が出た以上、あの野郎にはひとつ熱いお灸を据えてやらなければならないな・・・

ヒルダが一目置いていたヨーゼフ。
女神のベルは手に入ったが、それは彼の命と引き換えにだった。
彼の犠牲はあまりにも大きすぎる。



ベルの音色により、カシュオーン城の扉は開いた。
しかし、あろうことかその扉を開けてすぐのところに、カシュオーンの王族であるゴードンがいた。



彼は、フリオニールたちに同行を申し出、戦闘能力もそれなりにありそうだったが、
その前に、単独で勝手な行動をし、その結果1人の尊い命が犠牲になった。
カシュオーンの者である以上、その罪を償ってもらわなければならない。

そこで、ゴードンをヒルダのもとへ連行した。



訳あっての行動だとゴードンは釈明するが、ヒルダは激怒。その身勝手な振る舞いを糾弾した。
普段は冷静な反乱軍のリーダーである彼女をして激昂させる。
それほどまでに、ヒルダにとってヨーゼフの存在は大きかったのだ。

なお、カシュオーン城に向かうにあたり、
帰りには飛空艇をよこすとヒルダは約束してくれた。



今回はここまで。
あれからさらにいろんな魔法を覚え、その熟練度を上げるためにちょくちょく魔法を使ってきた。
それで戦闘回数をこなしたので、HPが結構上がった。



次回は、カシュオーン城を攻略します。