ゲームプレイの記録_FF1(GBA版)_011


[2017/09/25] 本編クリア! しかし、まだ終わりではない。

4体すべてのカオスを倒し、真の黒幕がカオスの神殿にいるらしいことが判明。
物語は、いよいよクライマックスを迎えた。

当の神殿に向かう前にまず、浮遊城で手に入れたアダマンタイトをドワーフのスミスに渡した。
すると彼はそれを一瞬でエクスカリバーという剣に加工してくれた。



ナイト専用の聖剣。素晴らしい!


さて、ひととおり世界を周り、とりあえずはやり残したことがないのを確認して、
カオスの神殿へと向かった。

神殿内の、かつてガーランドと戦ったあの部屋には、
相変わらずコウモリが5匹飛び回っていた。
が、そのコウモリこそ、ルフェインの町の人が言っていた「5人の戦士」だった。



彼らはカオスの呪いによってコウモリに姿を変えられ、言葉も失っていたという。
しかし4つのクリスタルが元の輝きを取り戻し、
人間の姿に戻ることこそできなかったものの、再び言葉を喋れるようになった。

この部屋に鎮座している、闇の水晶を祀った台座。
クリスタルに選ばれし者がその前に立つと、時空の扉が開かれ、
なんと2000年前の同じ場所にタイムトリップできるという。

ルフェインの戦士たちの言葉を信じ、意を決して飛び込む・・・!
するとそこは在りし日の、2000年前の朽ち果てる前のカオス神殿だった。


神殿は完全に壁で閉鎖され、外に出ることができない。
外には緑の芝生が広がっている。
ああ、過去のカオス神殿の外に出てみたいなあ!!



・・・と、過去の人々の生活とか環境とかに思いを馳せつつ、
3Fへ向かい、変な石版がある部屋でリュートを奏でた。
すると、石版は消え去り、神殿の地下へと続く道が現れた。

次第に道は狭くなり、いよいよ真の敵が姿を現すか・・・?
と思ったところで、かつて戦ったことのある顔ぶれ・・・
リッチ、マリリス、クラーケン、ティアマット。4体のカオスが突如現れ、戦闘になった。

が、所詮は再生怪人。あれからレベルアップし、装備も充実した4人の敵ではなかった。

・・・ん? 待てよ?
ここでふと疑問に思った。「再生怪人」とは言ったけど、
この場合はストーリー的に、というか時系列的にちょっとおかしいんじゃないか?
今いる場所の時代は、2000年前の過去。
つまり、4人は未来のカオスたちを倒したわけであって、
過去のカオスたちは当然、この4人のことなど知らない。
要するに再生怪人から先に倒したわけであって・・・・・

んにゃ! 話がややこしくなるからこれ以上はやめておこう。

途中で、マサムネという強力な剣(刀)を手に入れた。
攻撃力と命中値が高いのはもちろん、
剣でありながら魔道士であろうと関係なく誰でも装備できるという超スグレモノ!
「伝説の最強の刀」と謳うだけのことはある。



イメージ的にはナイトに装備させたいところだが、ナイトにはエクスカリバーがある。
なので、長らくミスリルハンマーでやってきた白魔にマサムネを装備させた。


やがて、神殿の最下層に辿り着く。
そして、その空間の中央に、ひとつの大きな部屋があった。

その中にいたのは・・・・・



なんと、ガーランドだった。
彼はかつてカオス神殿で4人によって倒され、絶命したかに思われた。
だが、倒れた場所は、時の扉ともなっている黒い水晶のある部屋。
自分の死を前にしてその水晶に手を伸ばしたか、
あるいは、水晶がガーランドの邪悪な意思を察知したのか、
2000年の時を遡ってカオスに取り込まれた。
やがてカオス本体となったガーランドは、2000年後の未来に人間としての自分と
世界を滅ぼすべく4体のカオスたちを送り込んだ。

・・・鶏と卵、どうにもよく分からない展開だけど、
とにかく、このカオス本体を倒さないと同じ未来が繰り返されて埒が明かないということは理解した。
ということで、カオスとの決戦が始まった。




これまでに会ったどの魔物よりも醜悪な姿をした、カオス。
その攻撃力は凄まじく、殴られると痛いのは当然のこと、
地面を溶岩に変えて火柱を何本も吹き上げてきたり、
地震や竜巻、大津波を発生させたりしてきた。
その規模が見た目からしてド派手で、もはや天変地異と言ってもいいレベル。



こちらもセオリー通り、ストライ(+巨人の小手)とヘイストでアタッカーを徹底強化。
インビアと白のローブで敵の物理攻撃を1ヒットに抑え、
ひたすらアタッカーが物理攻撃で4桁のダメージを与えていった。
ピンチになったら白魔がラヒーラやケアルガで回復。

長きにわたる戦いの末・・・
ついにカオスは消滅し、2000年を結んだ時の鎖は断ち切られたのだった。



かくして、2000年後の世界にも平和が訪れた。
しかし・・・ 過去の時代にカオスが死亡したことによって歴史が変わり、
カオスを倒した4人の光の戦士たちは伝説として語り継がれる存在となり、
2000年後の未来には生きていないことになった。

ただ、当の4人には全ての記憶が残っており、
元の世界に帰った時、そこには「4人がよく知っているガーランド」がいた。

鶏が先か、卵が先か。
時をテーマにした物語というものは、時間の概念を把握するのが難しい。
何者も時間の流れを止めることができない。しかし、流れを変えることはできる。
たった今、4人がそれを成し遂げた。

・・・書いてるうちに何が何だか分からなくなってしまった。
でも、FF1の冒頭、コーネリアの町で町人がこの町のことを「夢の都」と言っていたような・・・・・
つまり、4人が冒険していた世界は、本来の時の流れにおいては架空の世界であり、
彼らもカオスも存在しない2000年後の世界こそが、本当の世界だったということか。

いずれにせよ、その解釈はプレイヤー自身に委ねるということだろう。
なぜなら・・・



「真のクリスタルはその胸の中にある」のだから・・・。


深い。とても深い・・・・・。
FF1は、ファイナルファンタジーシリーズ第一作にしてすでにストーリーの完成度が高かったのだ
と、改めて認識できた。

というわけで、FF1は本編をクリアしました!





ふぅ・・・、結構長く遊べたねぇ。
エンディングが終わった後、クリアデータをプレイデータとは別のスロットに作成。
ラスボスのカオスを倒した時の4人のデータが、下の画像。



ちょっとレベルを上げすぎたかな?
でも、ザコと逃げずに戦い続けて普通にこのレベルまで上がっちゃったんだからしょうがない。


あ、そうそう。
FF1のプレイレポートはまだ終わらないですよ!

水と風のソウルオブカオスがまだ残ってるからね。
それら全部の攻略が終わるまでが、私のFF1だから。

と、そういうわけで次回に続く。