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( 2021/02/17 )


[2021/02/17] とある吉日の近畿・東海ドライブレポート

この前、とある京都のレンタカー屋さんで日産マーチを借りて
丸1日ドライブを満喫してきた。

ドライブした範囲はかなり広く、都道府県で言えば京都・滋賀・奈良・三重の4府県に及んだ。

今回運転したのは、シルバーのマーチ。
クルマとしては個人的に一番好きで落ち着く色。



もちろん、中も忘れずに撮影。AT車。




最初に向かったのは、滋賀県にある道の駅・竜王かがみの里。





道の駅の中では、農作物を中心に地元の特産物がたくさん売られていた。
まあ、何も買わなかったが・・・。

それにしても竜王とは何ともカッコイイ名前!
まるでドラクエ1のラスボスみたいな名前である。
その名にちなんで、ドーム屋根の内側には大きなメカメカしい竜が飾られており、
これまた大きな案内板をもって竜王町の観光情報をアピールしていた。



この道の駅から歩道橋を伝って少し歩くと、鏡神社が姿を現した。



この神社は、鎌倉時代に源九郎義経が元服した場所とされているらしい。
ただ・・・、元服って何?? 申し訳ないけど私、この日本語の意味がわからない。
調べたところ、元服とは、奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われていた儀式だそうな。
今は使われていないであろう言葉。

ちなみに、この神社は名前に反して鏡が飾られていたりはしなかった。


次は・・・
本来のスケジュールでは、ここからさらに岐阜県大垣市まで向かう予定だったが、
時間がちょっと厳しかったので、少し手前の滋賀県内で急きょ
スーパー銭湯を探すことにした。

そこで向かったのが、同じく竜王町にある「蒲生野の湯」(がもうののゆ)だった。



来ていた人は少なく、わりときれいな感じで落ち着けた。
源泉かけ流しの浴槽もあったが、肝心の源泉の温度は低く、
わかりやすく言えばプールの水温よりもちょっとだけ高いくらいだった。
長く浸かっていると風邪をひくかもしれないほど。
源泉は、炭酸がシュワァーー・・・と体に張り付いて面白かった。

ここで、昼食として牛丼を食べた。まあまあおいしかった。
ちなみに、温泉・食事ともに値段は少々高めだった。


やがて近畿地方を越えて三重県まで到達し、道の駅・関宿に入った。



関宿は、東隣の亀山宿とともに東海道五十三次のひとつに数えられた、かつての宿場町。



その入口には、「街道おんな唄」の歌碑があった。



そして、これが関宿の町並み。
こういう昔の町並み、私、大好き!!



この町並みに立ち並ぶ建物の多くは、今も普通に人が暮らしている民家だが、
おみやげ屋や博物館、郵便局、銀行などの商店も点在する。

中にはひっそりと、今はもう滅多に見かけなくなってしまった昔のロゴの看板まで・・・
大きな赤い「N」マークが印象的なナショナル(松下電器)とか。



旧田中家住宅の玄関近くには、こんな川柳が。



「関宿を つなぐ今人 未来人」

いいこと言うじゃないか!
古き良きものを、今を生きる私たちが未来の子孫へと語り継いでいく。
その想いがきっと、この句には詠まれているのだろう。


このほか、ひな祭りが近づいているからか、
ある場所では豪華な雛壇が、なんと3セットも飾られていた!



しかも、人形や盆、山車などの配置が雛壇ごとに微妙に違っている。いやあ細かい!

地域を挙げてのひな祭り。



もっと近場だったら見に行ってたかもしれないけどねぇ・・・
ちょっとばかし遠いな。残念。


関宿を出てからは夕方になるまでの間、
山道を中心に適当にフリードライビングを堪能した。

と、ここまではじつに快適にドライブ旅行を満喫できた。

しかし・・・

帰り道は運悪く長い渋滞に遭い、結構な時間と燃料を食われてしまった。
早めに帰り始めたのでそこまで予定より遅れることはなかったが、
それでもあの渋滞は痛かった。

こうして、何とか無事にレンタカー屋にクルマを返却することができた。


ちなみに、今回のドライブで走行した距離は、210km。
対する、レンタカー屋の近くのガソリンスタンドで給油したガソリンの量は、約11.8リットル。

つまり、燃費は 210km ÷ 11.8L = 約17.8lm/L ということになった。

うーーん、、コンパクトカーにしてはちょっと燃費が悪いような気がするなー・・・。
まあ、キャンペーンで安く乗れたからこれは妥協できる範囲。ヨシとしましょう。



なお、今後のドライブの予定としては・・・

3月、5月、6月にそれぞれ1回ずつ
それぞれ別のレンタカー屋からMT車を借りてドライブを楽しむ予定。

MT車の場合は、今回のようなAT車の場合と違って
長距離・広範囲にドライブや観光を楽しむよりも、
少し距離は短くてもドライブのテクニック(特に発進時の半クラッチ)を養ったり、
それも含めてクルマの運転そのものをより一層楽しむために、私は借りる。

一部は格安レンタカーも含まれているので、
以前はろくに運転しきれなかった強化クラッチ込みのMT車を、
まともなクラッチのMT車をまともに1日運転しきれた経験を生かして
今度こそは運転しきれるかどうか。
それを自分自身、試してみたい。
これは一種のアドベンチャーであり、チャレンジであり、そしてエンターテインメントなのだ!



というわけで、今回のドライブレポートを終わります。