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( 2018/10/21 〜 2018/10/26 )


[2018/10/21] 今回の旅行は失敗した

ふとしたことから思い立った。
京都と滋賀をまたぐ比叡山。これを八瀬比叡山口から歩いて登ってみようかなと。

比叡山へと続く登山ルートは、大きく3つあるらしい。
滋賀県の坂本から登っていくルートと、京都府の修学院から登っていくルート。
そして、叡山電車の八瀬比叡山口駅から向かうルート。

この3つのルートの中で、最初は修学院ルートを選び、登頂する予定だった。
しかし実際に登山口まで行ってみると、
なんと、先月の台風の影響を受けて倒木も崖崩れもあり、とても進める状態ではなかった。

そこで八瀬比叡山口のルートを進んでみたのだが・・・

無理だった。

話せばちょっと長くなるけれど・・・
学校のグランドらしき場所までは普通に行けた。
で、そこからさらにほとんど獣道に近い山道を探しながら歩き続け、
比叡山の「結界」を示す小さな石碑が立っている所までは登ることができた。

しかし、そこから先の道がない!
が、その時はヤケになって意地でも登ろうとした。
進んだのはもはや山道ではなく、斜面。
路面は比較的乾燥していたが、それでも滑りやすく、
木の枝や幹をつかみながら這いつくばって登っていった。

そうして山の急斜面と格闘することおよそ1時間。
突然、目の前を不気味な色合いのムカデと蛇が通り過ぎていった。
日は西に傾き始めたし、スマホのバッテリー残量もヤバイ・・・
普段は頑固な私も、さすがに恐れをなして下山。
例の「結界」の石碑まで戻り、そこから登山口まで逃げ延びたのだった。

信じてもらえないだろうが、
あの時に見たムカデが、私には比叡山の神の使いに見えた。
ここは延暦寺の聖域。邪な心を持ってこの地に侵入するな、と。

邪な心・・・ そう、キッカケは何を隠そう、
ケーブルカーとロープウェイの料金が高いことに対する反発からだった。
せめて片道だけでも自分の足で比叡山の山頂まで登りきってやる!
という、超個人的な意地とワガママから始まったことなのだ。

結果的に、私は聖域の結界によって退散させられた。
だが、私は納得しない!
ケーブルカーとロープウェイの往復の料金や、延暦寺の拝観料が高すぎる。
あの値段に私は納得できないので、今後比叡山を訪れることはないだろう。
そっち方面を旅行する場合は、さらに奥にある大原か、
八瀬とは少し別の方向にある貴船・鞍馬に行くと思われる。

よって、今回の旅行は失敗した。


ただ、このまま帰ったのでは後悔するだけなので、
いくつかの無料の神社に参拝し、その写真を撮影しておいたわ。
どこがどこなのかは教えない。写真を参考に各自で調べてちょうだい。















やっぱり自分にとって、京都市の日帰り旅行で歩き旅をできるだけ安く楽しむなら、

・下鴨神社(+鴨川沿いの河川敷の道+京都府立植物園)+上賀茂神社
・銀閣寺+哲学の道+南禅寺+平安神宮(+蹴上インクライン)
・北野天満宮+金閣寺
・嵐山とその周辺

そのあたりが黄金コースだわ。


[2018/10/21] 癒しの人間イラスト

よそからパクってきた画像だけど、
筆者は個人的に癒されたのでアップしておく。


年下の男の頭を抱え、自分の胸に優しくうずめるお姉さん。
抱くほうも抱かれるほうも幸せそうで好印象。




生き生きとした瞳で未来を見据える、5人の高校生。
男女とも、まだどこかあどけないところがあるのがいい。






[2018/10/26] 似て非なる言葉

たわむれにネットで調べてみたら、
英単語でスペルは似てるけど意味は違うというものが結構多いね・・・

"angel"と"angle"は、EとLを入れ替えただけで全然意味が異なる。
エンジェルとアングル。天使と角度。

同じく、"flash"と"flush"も。これはAかUかで意味が変わる。
発音はほぼ同じフラッシュだけど、
前者は「閃光」や「瞬間」、後者は「押し流す」という意味。

"blush"と"brush"も似たような感じか。LかRかの違い。
発音はほぼ同じ「ブラッシュ」だけど、前者は「赤面」、後者は「ブラシ」。

さらに興味深い単語もある。
「ドラッグ」 "drag"と"drug"
前者は「引きずる」という意味がある。
パソコンをやってるとよくドラッグ&ドロップという言葉を聞くが、
そのドラッグがまさにこれらしい。「引きずって、手放す」。

もう一方の後者"drug"は、いわゆる「薬」のことだけど、
体に良いものに限らず、犯罪等で何かと話題になるドラッグも含まれている。
つまり、良い薬も悪い薬もdrugでまとめて言えてしまう。
そこで厳密に医師から処方されるような医薬品としての薬を示す単語があって、
それは"medicine"(メディシン、メディスン)というようだ。
メディシンではパッとしなくても、"medical"(メディカル)なら一度は聞いたことがあるはず。


あと、これは英語ではなく日本の仏教に関する言葉だけど・・・

説法の一説に「三塗の黒闇」(さんずのこくあん)という言葉がある。
その意味は、簡単に言ってしまえば「畜生」「餓鬼」「地獄」のこと・・・らしい。
ただし、死後死者があの世で渡る「三途の川」とは全く別の意味だという。

参考資料:三途の川の三途の意味とは?どうして六文銭が必要なの?石積みって何?

三途の川は、渡れる場所が3つあり、生前の罪の重さによって変わるという。
川を渡りきれずに流されたら地獄行き。
でも、六文銭を払えば誰でも安全な橋を渡って天国に行ける。
「地獄の沙汰も金次第」とはこういうことか?

・・・と、ここでそんなこと言ってると話が脱線してしまうので割愛。
まだまだ自分には知らないことが多いわ!