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( 2018/06/09 )


[2018/06/09] 日帰り旅行レポート@山田池公園&向日市

今年の梅雨入りは、例年より早かったようだ。
日本の梅雨の代名詞といえば、紫陽花。
今年もアジサイを見るべく、今回は大阪府枚方市にある山田池公園に行ってきた。

電車の駅からそれほど遠くない所にあり、広いうえに無料
おまけにバーベキュー広場まであるという素晴らしい公園で、
1年を通して四季折々の花を見ることができる。
さらに、公園全体に円環状の散策路があるためか、
皇居前広場や大阪城公園のようにランナーズハイを楽しむ人も多い。

さて、肝心のアジサイはというと・・・



よかった!!
赤(ピンク)、紫、青。色とりどりのアジサイが満開に咲き誇っていた。
特にある場所では、その3色のアジサイの丸い塊が見事に寄り添って咲いていた。




近くの池では、まだまばらではあるがスイレンの白い花が咲いていた。




梅雨の晴れ間、強い日差しによってできる日陰の濃さに驚かされながら、
次に向かったのは、梅雨の一時期限定で毎年開催されている花菖蒲広場。



ここでは、全国各地から園芸家が独自に作り出した
江戸古花などいくつかの品種の花菖蒲が水の上に栽培・展示されていた。

花菖蒲といえば普通、紫色の花というイメージが強く、実際に紫や白のものが多いが、



中には黄色いものもあったりした。



特に私が気に入ったのは、やや青味の強い青柳。
青というよりは薄紫に近いけど、青が好きな自分にとってはこれが一番良かった。




花菖蒲広場を出てしばらく歩いていると、クイーンズランドガーデンのモニュメントが。



さらには、ピーターラビットによく似たウサギの像が
木の枝のようなもので作られていた。



クイーンズランドといえば確かオーストラリアにそういう場所があったような記憶が・・・
おそらく枚方市とは姉妹都市なのだろう。


それにしても、公園の名前の元となっている山田池。
いい眺めだねえ!



ヒスイのような鈍い緑色の輝きは、その池の自然が豊かな証。
野鳥の保護区域も設けられていた。



山田池公園を後にして、次は電車に乗って京都府向日市に向かった。
・・・が、その前に京都市の南部に向かった。

日本が世界に誇れる観光都市・京都市。
教王護国寺としても知られ、国宝であり世界遺産でもある、東寺。
その内部



・・・には入らず(有料だったので)、ほとりにある小さな神社で
自分の願い事だけをしていった。もちろん、お賽銭など1円も入れていない。




途中で、謎の竹林道があったのでそこも散策。
なかなかよさげな道だったが・・・





嵐山の竹林を知っている身からすると、あまり大したことはなかった。
通る人も少なく、何より地面がアスファルトで、
途中で工事の資材置き場があったりしたのが良くなかった。


向日市での本命は、仁左衛門の湯。



スーパー銭湯で、ちょっと値段は高いけど、
2種類の源泉が楽しめるうえ、サウナも複数種類あった。
また、浴槽の数も多く、浴槽ごとに湯の温度が違ったりもした。

そして、私はここで生まれて初めて「岩盤浴」というものを体験した。
風呂で汗を流し、渡された大判のタオルで軽く汗を拭く。
そのバスタオルを持ち、岩盤浴専用の浴衣を装備して、岩盤浴のエリアへ。

撮影禁止となっていたので撮影はできなかったが、
岩盤浴のエリアは、入口のフロアからして何とも高級感が漂う。
静かで、お茶や水が飲み放題。素晴らしい。

さて、いざ岩盤浴の部屋へ・・・。

体温より少し温かいくらいに加熱された、ベッドのような形をした長方形の溶岩プレート。
その上に横になると、これが結構気持ちいい。
そのまま10分くらい横になっていると・・・・・

普通の汗とは違う、粘り気のない汗が全身からあふれてきたんだわ!
確かに溶岩の上はちょっと熱いんだけど、なんかずっとそのまま寝転がっていたい、
そんな気持ち。さわやかなんだな、これが。
岩盤浴だけで30分以上はくつろげたんじゃないだろうか。

脱衣所に戻り、頭だけを軽く拭いた頃には、
すでに全身のサラサラの汗は見事に乾いていた。

かねてからネットで岩盤浴については予習していたが、
本当にそのとおりになったよ。
普段は他人の言うことなど聞かず、信じることもまずない私だが、
岩盤浴に行く前にそれほどしっかりと体を拭かず、
また、岩盤浴で本当にサラサラの汗をかくのか? と半信半疑になって
実際に経験してみたら、本当にかいたんだわ。

帰り際に、飲み放題のドリンクサーバーで10杯ほど水分を補給した。
いやー、いい経験になったよ、マジで。


人間、たまには旅をするものだーね。