ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _029


[2018/08/26] 景時クリア! 頼朝は邪神だった!?

主人公の選択ひとつで死んだり、逆に景時に殺されたりと
何かと鬱な展開が続く景時のシナリオ。



北条政子の命令により、景時は、自分が好きになった女性である主人公に銃口を向け、射殺
・・・したかに見えた。

だが、実際にはこれは主人公と景時、2人の心が通じ合っていたからこそできたもの。
景時はあの時、主人公を撃ちはしたものの、
陰陽術と魔弾を使ってその撃った部分を血のような色に染め、気絶させただけだった。



確かに、景時が自作した銃は、射撃以外にも陰陽術を発動する道具としても使われるが・・・
それでも、魔弾が痛いことに変わりはない。

ということで、主人公は死なずに済んだ。

ただ、ここで景時は良くない情報をリークする。
頼朝が、弟である義経が自分の命令なしに勝手に軍を動かしたことに対し、
義経ならびにその仲間たちを、頼朝への反逆罪として捕らえ、
江ノ島の牢獄に収監したのだという。

そこで、景時は主人公にお願いする。
もし可能であれば、頼朝様を説得するため、その証として白龍の逆鱗を貸してほしい、と。



春の鎌倉は、桜が咲き誇って美しいのだが・・・



今や平家だけでなく源氏をも敵に回してしまった一行は、
捕らえられている仲間を助けようとするも、頼朝直属の御家人に見つかってしまう。



これを退け、なんとか牢獄にいた仲間たちを救出した。



頼朝は、この世界における一番の権力者。
自分に逆らう者は、どんな手段を使ってでも排除しようとする。
一見、これは頼朝の力の強さを象徴しているように見えるが・・・



実際には、頼朝が自身の既得権益を守るためにやっていること。
平清盛と同じだ。戦いに満ちた、血の匂いがする。




景時は、頼朝を説得しに単身、大倉御所へと向かった。
主人公は彼の様子が気になるが、現在御所へ行くのは危険だと
妹の朔に引き止められる。



それにしても、頼朝はいったいなぜそこまで強権を振るえるのか?



その理由は、驚くべきものだった。
なんと、北条政子は自分の半身であり、
瞬間移動の術を使ってどこへでも一瞬で移動できるという。
そして、そのような人智を超えた能力を使えるのは、
自分に荼吉尼天という神がついているからだという。
荼吉尼天は、この世に生きとし生ける全ての魂を喰らう邪神。

景時は頼朝の目の前で白龍の逆鱗を見せ、
これと黒龍の逆鱗を合わせれば何が起きるか・・・ と駆け引きを持ちかける。
政子も手に入れることができなかった、黒龍の逆鱗。
とはいえじつはこの時、景時は黒龍の逆鱗を持っていなかったが。


景時の終章では、源氏武者がザコ敵として出現する。



戦ってみたが、これまでの章で出現した怨霊たちよりも強い。
しかも源氏武者は怨霊ではないので、倒しても五行の力(属性ポイント)は得られない。
戦うだけ損。残念だったな。




景時を御所に残したまま、一行は鎌倉を後にしようとするが、そこに政子が登場。
頼朝は、景時の詮議を行いながら、同時に自分の分身である政子を動かし、
一行の動きを探っていたのだ。
自分に対する反逆者を赦すわけにはいかない・・・

政子は、神通力を使って自ら荼吉尼天へと変身。襲いかかってきた!



景時のシナリオのラスボスは荼吉尼天。
確か将臣を攻略する時にも戦ったことがあるような・・・



やはり全体攻撃が強烈。少なくとも清盛よりは強い。




激闘の末、一行は荼吉尼天を葬ることができた。
これにより、荼吉尼天と一体化した政子は消滅し、頼朝は龍神の力に対抗できる力を失った。



自身が絶対と崇めていた神を倒され、源氏の仲間たちの結束力の強さを見せつけられた頼朝。
さすがに観念したようで、彼らの功績を認め、義経を無罪放免としたのだった。



三種の神器が集まらず、平家の残党を逃してしまったのは心残りだが、
とりあえず頼朝の信用を得ることができたのは大きな成果だったと言えよう。


何かと優柔不断で不器用なところが多いダメ男、景時。
でも主人公は、軍を率いるほどの実力がありながらそんな人間臭い一面も持つ
景時のことが好きになっていた。
これからは、彼と2人で慎ましやかながらもこの世界で幸せに生きていこうと決めたのだった。





梶原景時、クリア!!

この人のストーリー、わりとよかったわ。
はじめて出会った時は、何この軽い男、とバカにしており、
気弱な部分もたびたび見せていたけど、
妹の朔を大切に思っており、朔もまたそんな不出来な兄のことを心配していた。
それに、一見軽いようでじつはとても仲間思いだったんだな。
最終的に平家を滅ぼすまでには至らなかったけど、
彼は彼なりにできることを精一杯やったと思うよ、うん。(上から目線)

まあシナリオ的に中途半端なところは少々あるけど、
これはこれでアリなのかもしれないね。


さて、次に攻略する人なんだが・・・
当初は、義経にする予定だったけど、あれから中の人はいろいろと裏作業をやってたものでね。
ちょっと攻略スケジュールを見直さなければならなくなった。

次回に続くが、次回はプレイレポートではないかもしれない。
その場合はあしからず。