ゲームプレイの記録_遙かなる時空の中で3 _001


[2018/06/24] 現代の女子高生が宇治の世界へ

自分でもよくわからないけど、とあるきっかけからプレイすることになったのが
プレイステーション2用ソフト「遙かなる時空の中で3」、通称・ハルトキ3。

コーエーの「アンジェリーク」に続くネオロマンスシリーズのひとつで、
このシリーズは女性を主人公として男性と恋をする恋愛アドベンチャーゲーム、と言われている。

エミュラーである私は、PS2のエミュレーターであるPCSX2を使い、
海外からダウンロードしてきた当該ゲームのISOを起動した。

恋愛ノベルというジャンルのゲームは大昔に何本かプレイしていたことがあったが、
いったい何年ぶりだろうか・・・
あれから歳を取って相当久しぶりにプレイするわけだが、
何でも物は試し。いざディスクをセットしてポチッと本体の電源を入れて・・・
もとい、ソフトを起動してみると・・・・・



美しい!!

タイトル画面からして素晴らしい!
月明かりに淡く照らされた白い大地と白い花。そこに雪が舞う。

もうこの時点ですっかり舞い上がってしまった。
スタートボタンを押してゲームを始めると、主人公の名前の入力画面になった。

私はこのゲームの内容をほとんど知らず、タイトルだけは聞いたことがあるという状態だったので、
主人公である女の子の本名などは知らなかった。
で、適当に付けてみた。



青瀬美里(あおせみさと) うん、いい名前だ! (自己満足)


かくして、彼女はゲームの世界に降り立つ・・・。
最初に見えたのは、日本のどこかにあるという高校の教室。
学園物か!? と一瞬思ったが、そうではない。
それよりも、ゲーム開始早々いきなり選択肢が表示されたのには驚いた。



しかも、これと同じような選択肢が複数連続で続くのだからビックリ。

感動の第1章の始まりである。



第1章が始まると、しばらくアニメが続いた。
同級生と思われる「まさおみ」や「ゆずる」といった男子とおしゃべりをしている主人公。
おそらく友達なのだろう。



すると、そこに水色のロングヘアーをし、天女の羽衣のような服装をした謎の人物が現れ、
3人を突如洪水のようなものに巻き込んだ。



主人公が気がついた時、そこは見知らぬ白銀の大地。
どうやらそこは日本とは違う、「京」という世界であるらしい・・・。
彼女の目の前には、自分たちを異世界へと導いた人物と、その隣には少し背の高い女性がいた。
彼女たちは、その世界のことや、主人公が置かれた状況などを説明する。
どうやら敵ではないらしい。

が、いきなりこんな所に連れて来られて混乱しないわけがない。
何がどうなっているのかろくに理解できないうちに、
鎧を身に着けた骸骨の魔物――怨霊武者が、刀を振り上げ、3人に襲いかかってきた!
敵だ!!
さすがの彼女も、こんな所で死ぬわけにはいかない!
と、勇気を振り絞って戦いに挑んだ。



と、この時点でまた私は驚かされたわ。
単純な恋愛ノベルかと思ったら、全然そうじゃなかった。
なんと、RPGのような戦闘まであるとは!
これは面白い!!



ひととおり戦闘してみたところ、
戦闘はターン制で、こちらのキャラの姿が見えるフロントビュー。
HPやMPに相当するものは円グラフみたいなもので表示され、
緑色の丸いやつがHP、その外側にある青っぽいボールみたいなやつがMPであるようだ。

主人公は今回、誕生日の設定により「火属性」となったせいか、
水属性が弱点になってしまった。
3人のステータスを見比べると、やはり主人公だからか主人公のステータスが一番高い。



このゲームには5つの属性が存在し、これを「五行属性」というらしい。
属性には当然、得意・不得意の関係が存在する。
事実、適当に戦闘をしていたら、序盤に戦う敵のはずなのに手ごわく感じた。

それにしても、このゲームはすごく親切だ!
ノベルパートだけでなく戦闘中も、チュートリアルが充実している!
これなら、このゲームのシリーズの初心者でも安心してプレイできる!
コーエーさんに敬礼!! いや本当に。


共に怨霊を倒したことで、彼女たちとの絆が深まった。
彼女たちの名前は、
背の高い茶髪のセミロングの女の人は、梶原朔
水色のロングヘアーの人は、白龍
という。
白龍のほうは本名なのかどうかは分からないが・・・



うんうん、笑顔が一番だーね。
でも、操作ボタンの表示がちょっと気になる・・・。
そこで、△ボタンを押してメニューを開き、これを非表示に。



なんとも美しい環境設定の画面!
何から何まで私の好みだわ! (鼻血)

メニューは△ボタンで開く。そしてそこでセーブもできる。
これさえ覚えておけば、とりあえず問題なさそうね。



そう、これこれ!
これでこれからの撮影はバッチリ!

こうして、朔と白龍の2人が仲間になった。





のだが・・・
主人公としては、やっぱり学校の同級生2人のことが気になるようだった。




メニュー画面では、さらに仲間になったキャラのメモを見ることができる。
どこかミステリアスな雰囲気を漂わせる白龍のメモを見てみると・・・



学校で見かけた不思議な「男の子」・・・
おまえ、男だったんかいっ!!
あれはどう見ても女だろ! まあアレだな、たぶん私の眼力が悪かっただけなんだな。
それに対して初見で男であると見抜いた主人公。負けてしまった・・・。




ああ、イイっ!!
戦闘中も喋ってくれるYO! しかも、ちゃんとボイス付きで!

こうして順調に怨霊を倒し、自信満々になった主人公。
しかし油断していると、突然別の怨霊武者の刀が振り下ろされ・・・



そこに現れたのは、同じく異世界に飛ばされた後輩の男、有川譲だった。
彼は主人公を突き飛ばし、間一髪彼女を救ったが、背中を危うく斬られそうになった。

その後、怨霊との戦闘になるのだが・・・
ここで先述の「五行属性」について確認しておいた。
五行属性は、下の画像のような相関関係があるらしい。



要するに・・・
属性は、[火・水・木・金・土]の5つあり、
水 → 火 → 金 → 木 → 土 → 水・・・
ということか。
なので、火属性の主人公は水属性に弱いわけね。
逆に、金属性の敵には強い、と。

アイコンでは覚えにくいから、色で覚えたほうが覚えやすいかもしれんな・・・。
[火・水・木・金・土]だから、[赤・青・水色・緑・黄土色]
といったところだろうか。


これを踏まえて、戦闘で奔水衝という水属性の全体攻撃の術を使ってみると、
主人公と譲と朔の3人が一同に術を唱え、金と火の怨霊を一撃で倒した。



残った木の怨霊は、白龍の攻撃でとどめを刺した。
その結果、1ターンで戦闘が終了し、「速攻」のボーナスをもらった。

なるほどねぇ・・・
ステータス上げには、戦闘で素早く敵を倒すと効率がいいってことか。
でも、絆のステータスもあるし、これからどんどん仲間が増えてくるだろうから
今急いでステ上げをするのもどうしたものか。

属性は重要、と。
とりあえず、深いことは考えないでストイックに話を進めていくことにしよう。


白龍、男だとわかった後でも、やっぱりかわいいものはかわいい!!




譲くん、主人公よりも1つ年下でメガネっ子。イケメン!!



仲間になって、これで4人パーティーに!



・・・って、このゲームって本当に恋愛系なの?
なんかRPGの色合いのほうが強い気がして仕方ないんだが・・・。

まあ、どっちにしても楽しいことは間違いない。
初回プレイからすごく大興奮しまくって、スクリーンショットを撮りまくったわ!



はぁ・・・、はぁ・・・、はぁ・・・・・
とりあえず、今回はここまで。
次回に続く。