ゲームプレイの記録_FF2(GBA版)_015


[2017/11/01] パラメキア帝国の終焉。そして、地獄へ・・・

パラメキア帝国の皇帝は死亡し、彼が魔力で作り出した竜巻は消えた。
これにより、帝国の野望は潰えたかに見えたが、
フリオニール一行にとって同郷の友であるレオンハルトが、新たに皇帝に即位した。

竜巻が残した爪痕は大きく、
アルテア、ガテア、パルム、ポフトなどの町が一気に壊滅させられ、多数の死傷者が出てしまった。

飛空艇のメカニックであるシドもその1人で、もはや虫の息。
彼は一行の顔を見ると、大切にしてきた飛空艇を貸してやると言い、そのまま息を引き取った・・・。



実質、飛空艇を譲り受けたことにはなるけど、
それでもあくまで「貸す」と言ったあたりに、職人としてのプライドの高さが感じられた。


盗賊のポールは、かつてパラメキア城に上空から忍び込んだことがあるという。
険しい山の上に建っている、要塞のごとき敵の本拠地。
敵の兵力が強いことも相まって、地上から侵入することは難しい。
だが、空中からの侵入には弱いようだ。



ともあれ、飛空艇はこちらのものになったので、さっそくこれに乗って世界じゅうを飛び回った。
なかなか爽快・・・でもない。BGMとプロペラの音が、悲しい・・・。




数分ほど飛空艇を乗り回した後、飛空艇でパラメキア城の屋外に張り出したテラスに着陸。
無事、城に潜入することに成功した。

攻撃力の高い帝国の将兵・ジェネラルや、非常に硬いストーンゴーレムなど、
敵の本拠地とあって、出てくる敵はとても強い。

さらに、先日倒したばかりの皇帝が、怨霊となって出てくる始末。
しかも、生前よりも強い。なんと執念深いヤツだ・・・。



黒騎士も出現した。
ストーリーの最序盤で一行をコテンパンにしてきた憎い奴!
今こそボコボコにしてやるわ!!



敵が落とすお宝も、良いものが揃っている。
ルーンアクスとか、与一の弓とか。あとはリッパーナイフも。





ストーリーそっちのけで、しばらくここで稼がせてもらったよ!


後日、広大な敷地を誇るこの城の最上階まで辿り着いた。
そしてそこには、新たに皇帝となったレオンハルトがいた。



レオンハルトは、パラメキアの前皇帝に洗脳されたのか、
それとも世界を支配するという野心に目覚めたのか、
自分が世界で一番であり、力こそが全てだと言ってはばからない。

妹のマリアが必死に説得するも、まるで聞く耳を持たない。
もはや、レオンハルトとは剣を交えるしかないのだろうか・・・

一触即発の事態になったその時だった。
なんと、地獄からあの皇帝が蘇ったのだ!
皇帝はあれから地獄で究極の力を得、「皇帝」を名乗ったレオンハルトを嘲笑する。
そして、その力を誇示するかのように、手始めにフリオニールたちを一網打尽にしようとした。



そこへ、最後の竜騎士であるリチャードが単身、皇帝に立ち向かう!



リチャードは、自らの死を覚悟して、フリオニール、マリア、ガイ、そしてレオンハルトの4人を
飛竜に乗せて逃したのだった・・・。

しかし竜騎士といえど、人間であることに変わりはないリチャード。
地獄をも制した皇帝に、彼一人で勝てるわけもなく・・・
命を失い、ここに竜騎士の血筋は途絶えてしまった・・・。

そして皇帝は、パラメキア城を一瞬にしてガレキの山へと変え、
そこに魔の宮殿・パンデモニウムの幻を顕現させた。




帝国によって・・・ さらに元を辿れば皇帝によって
数えきれないほどの犠牲を払った、反乱軍。



かつて自分たちを拾い、命を救ってくれたアルテアの町と、白魔道士ミンウの姿は今はない。
ヨーゼフやリチャード、さらにはゴードンの兄であるスコットも、
思えばフリオニール一行を救い、次に進むべき道を指し示してくれた。
彼らの犠牲は、あまりにも大きすぎる・・・。

反乱軍は、パラメキア帝国が壊滅した今、
もはや世界の命運をフリオニールたちに託され、「救世軍」となった。

パンデモニウムと、そこへ通じる道であるジェイド。
そこに、地獄の皇帝がいる・・・!



今回はここまで。
HPやMPだけでなく、武器や魔法の熟練度もかなり上がり、
フリオニール、マリア、ガイの3人は相当強くなった。
ようやく仲間として再会できた、マリアの兄・レオンハルト。
確かに強いんだけど、今や妹のほうが強くなってしまっているという・・・(哀)

とりあえず、レオンハルトは修行が必要だねぇ。
武器には槍を装備させてみようかな。



ストーリーは終盤を迎えた。
次回は、いよいよジェイドに向かう!