ゲームプレイの記録_FF1(GBA版)_013


[2017/10/01] [最終回]風のSOCを一気に攻略+あとがき

さあて・・・、最後のソウルオブカオスダンジョン・風の囁く洞穴を攻略する時がやって来た。

先に感想から言わせてもらうと・・・
長い。とにかく長い。
それも、合計B40Fにもわたる長丁場だった。

とりあえず、そのプレイレポートを書いておくわね。



風のSOC、序盤のザコはそんなに強くはなかった。
浅い階層でさっそく変な町が現れた。



白い建物や石畳が特徴の、ちょっと無骨な感じの町。
そこにはたくさんの魔道士たちがおり、あらゆる魔法の他、
白のローブなどの強力な装備品が数多く売られていた。




かと思えば、先に進むと今度は砂漠の真っ只中にひっそりと佇む廃墟のような所に出た。



そこでは2体のロボットがおり、彼らは友達同士の関係らしい。
でも、友達の部品が2つほど欠けていて動かないという。
そこで、面倒だけどそのパーツをそこらから探し、取り付けてあげると、
友達は再起動し、もう1体がそれを見て喜んだのだった。

また、途中で夕方のフィールドのようなマップに出た。
しかもよく見れば、眼下には雲海が広がっている!



明るい調子のFF1メインテーマをBGMに、また違った感動を発見できた。
もちろん、戦闘中の背景もしっかり夕方だった。




しばらく進むと、今度は妖精たちが暮らす、森の中の王国のような場所に出た。
一見すると平和なんだが・・・



全員のHPを1にされたり、普通に敵とエンカウントすることもあって意外と大変だった。
妖精って本当にイタズラ好きだんだから・・・ いい意味でも、悪い意味でも。



しかし、B30Fまで来ると、場の雰囲気が一変する。

これまでにこのダンジョンの道中に訪れた町とは違い、町の人々が絶望的な状況にあった。
なんと、この町をある日突然魔物が襲撃し、その呪いによって町は廃墟と化しただけでなく、
町の人たちがゾンビにされてしまったというのだ。



事の真相を探るべく、その魔物の元へ向かう光の戦士たち。
その魔物とは・・・

テュポーン?



オルトロス?



いーや! 違う。
コイツらはここに来るまでに倒してきたボスだ。
FF6からの出張。
フンガーフンガーと鼻息の荒いテュポーン大先生に、妙な関西弁を喋るタコのオルトロス。
でも、このゲームではただのゲストキャラ。

本当の敵は、魔列車だった。



町をメチャクチャにしただけでは飽き足らず、酸性雨を降らせて環境破壊するハタ迷惑や奴!
だが、パワーアップした光の戦士たちの敵ではなかった。

魔列車を倒したことで、一瞬にして町には平和が戻り、町全体にきれいな花が咲き乱れた。
人々はゾンビから元の姿に戻ったが・・・
喜ぶ人もいれば、不死身のゾンビのほうがよかったと言う人もいた。
なんと罰当たりな!
・・・まあ、思うところは人それぞれだし、これはおまけダンジョンのクエストだから別にどうでもいいけど。



だが、なぜ列車なのか? この世界に鉄道など存在するのか?
それは永遠の謎である・・・。



先へ進むと・・・・・ っていうか、いろんなマップが継ぎ接ぎでやってくるもので
自分でもだんだん感覚がマヒしてきたわ・・・

次に現れた変なマップは、妙に青白い湖のほとり。



ここには、これまでに倒されたモンスターたちの魂が彷徨っており、成仏できないでいた。
魂に話しかけるとその思いを明かして成仏していくのだが・・・

アストスのような一層邪悪な奴の魂は、実体化して襲いかかってきたりもした。



まあ、一撃で沈めたけどね。


恐ろしく長い道の果て、最下層のB40Fまで到達したところで、
SOCのラスボスとも言うべきデスゲイズと対面。戦闘となった。



長いダンジョンのトリを飾るボスとあって、攻撃力が高く、しかもタフだった。
苦戦しながらもなんとかこれを撃破。

そして、その奥にある小部屋で手に入れたのは・・・



究極の武器・アルテマウェポンだった!
こちらの現在HPによって攻撃力が変わるこの武器。
HPが900以上ある時に攻撃すれば、その攻撃力は本編最強の武器・マサムネの1.5倍以上にもなる!!
・・・のだけど、これを入手した時点で既に全てのSOCを制覇しているので、
もはや自己満足以外に使い道がない・・・・・。



ともあれ、風のSOCをクリアしたことで、私はFF1(GBA版)を完全制覇しました!
長かったよー・・・

最深部でデスゲイズを倒した直後のパーティーのレベルは、77。



これほどの高レベルと最高クラスの装備をもってしても、SOCのボスは最後まで強かった。
でも、やりがいはあったよ。
本編とはストーリー的に何の関係もないというのに、
当時のスタッフはよくここまでおまけ要素を作り込んでくれたものだなー、と。





[あとがき]


本作で全ての要素をクリアし、全てのチートを解禁した。

ザコを倒して全員のレベルを高速で99まで上げた。
すると、4人のステータスは下の4枚の画像のようになった。









うーん・・・、、なんつーか、ビミョー。
そんなもの? 全然ステータスが上がってない気がするんだけど。
素早さがウリのはずの忍者でさえ、LV99で素早さが60にも届かなかった。
また、白魔道士の知性もLV99で60台止まり。

どれか1つでもいいから90台は行ってほしかったなー、と。
このゲーム、敵にしばしば先制されると思ったら、
その原因は、こちらの素早さが全然上がらなかったからなのね。

とはいえ、HPと命中率は全員カンスト達成!
魔道士たちはMPもカンストできた。
ので、まあヨシとしましょうかね。

最後の狩りは、全段クリティカルヒットする特性のあるルーンアクスを装備したナイトに
99ヒット+攻撃力255の、ストライを限界まで重ねがけ。その後でヘイスト。
その状態でネオチューを攻撃すると・・・・・



ダメージの表示がおかしくなってしまった。
おそらく、・・・ていうか、間違いなく与ダメージは65536を超えている。
ま、全てをクリアした後の話だから、もはや自己満足でしかないけどサ。



ああ、楽しかった!!
ファイナルファンタジーシリーズ第一作からしてストーリーが本当に素晴らしい!
じつに上手くできている。
リメイク版だからか、ちょっと難易度が低かったけど、
そのぶんとっつきやすく、最後までクリアすることができた。

やっぱり2Dのターン制RPGはいいねえ!
剣と魔法のファンタジー。4大属性のクリスタルが世界を支える。
こういう世界観、ホント大好き! 私にとっては永遠のあこがれよ!

というわけで・・・

ゲームボーイアドバンス版「ファイナルファンタジー1」のプレイレポートはこれにて終了します。
長くなりましたが、最後の最後まで御覧いただき、誠にありがとうございました。