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( 2021/01/27 )


[2021/01/27] [長文] MyPCのデータ、お引越しのレポート

全部を書くと非常に長くなっちゃうから、今回はなるべく手短にまとめるね。


かねてから、私はSSD(ソリッドステートドライブ)というものに興味を持っており、
ある日、外付けのSSDをネット通販で購入した。

バッファローの480GBの外付けSSD。7,000円ほど。



SSD本体と、付属のケーブル。
このケーブルの両端の端子の形は、
片方がUSB(Type-A)、もう片方がこのSSD用となっており、
これでSSDとパソコンを直接つないだ。

見れば、PS4にも対応しているらしい。




私のPCの記憶装置は、HDD。SSDではない。
でも、記憶容量の残りには余裕があった。
では、なんでわざわざ外付けSSDを買ったのかと言えば・・・

SSDは、HDDよりも動作が静かで省電力。読み書きの速度が速い。

・・・と聞いたからである。
あと、SSDを内蔵したPCを買い換えるよりは遥かに安くて済むから。
PCを買うとなれば、軽く十数万円はかかるからね・・・。


実際に外付けSSDを接続し、その使用感を確かめたところ、
下記のようなことがわかった。

・データの読み書きは、確かに速い。
・でも、プログラム(アプリケーション/ソフトウェア)の起動と動作が少し重い。
・Bandicam(動画キャプチャのソフト)など、状況次第では一部起動できないソフトもある。

あれ? どういうことだ、いったい?! なんかコレジャナイ・・・
と、混乱し、いろいろあくせくしていく。

それで、調べていくうちにこんなこともわかった。

・SSDは、HDDに比べて頑丈で、外付けのものならデータの持ち運びにも便利。
 いわゆるUSBメモリーの豪華版といったところ。
・しかし、読み書きの回数に制限があり、データが突然死することもある。
・そもそも、外付けに変わりないので、PCにとって処理の優先順位は低い。

つまり、こういうことか・・・

SSDは、大量のデータや、動画やオーディオなどの重いデータを
「一時保存」するのには向いているが、
常時ソフトを起動したり、ましてソフトをインストールするのには向いていない。
また、外付けであるため、どうしても処理速度が遅くなってしまう。

だから、外付けの記憶装置は、あくまでもアーカイブ専用として使うべき。
ということだな。

ブラウザゲームや、オンラインで動画を視聴する時などは特に、
記憶装置の内蔵と外付けとで顕著に差が表われた。
動きがカクカクし、とてもじゃないがまともにゲームをプレイしたり、動画を見ていられないのだ。


当初は、システム系以外の全てのプログラムを外付けSSDに移管する手筈だったが、
残業続きのクソ忙しい仕事の合間を縫っての数日間、悪戦苦闘で格闘した結果、
データは下記のように分けて使うことになった。

・動画、画像、音声で、いずれも作成中のものや、ネットからダウンロードするデータ。
 これらは、一度に大きなデータを一時的に扱うので、
 読み書きに優れて長期間保存しないということで、外付けSSD。

・動画、画像、音声であっても、完成したもの。
 その他、ほとんどのよく使うソフトは、長期保存するものなので、PC本体の内蔵HDD。

・例外として、ソフト「Bandicam」だけは、
 ソフトを本体側で起動し、保存先を外付けSSDに設定すると、
 録画し始めた途端にソフトが強制終了してしまった。
 SSD同士であれば問題なく利用できた。
 それに、動画はデータの中でもかなり重いほうなので、
 ぜひともSSDに保存したいという思いがあった。HDDではガリガリ音が気になる・・・。
 よって、このソフトだけは、本体も保存先も外付けSSD。


あと、ブラウザも変えた。

上記のデータ移管を始める前までは、
私は通常使用に「Kinza」、ブラウザゲーム専用に「Cent Browser」を使っていた。

だが、Kinzaはバージョンアップするたびに使いにくくなっていき、
サイトをブックマークするたびに毎回「Googleとの同期を有効にする」と書かれたボタンが
デカデカと表示されて非常に鬱陶しかった。

そんなにグーグル様がエライのか!!(激怒)

ついに堪忍袋の緒が切れ、Opera、Vivaldi、Firefox、Waterfox、SR Ware Iron、
そしてGoogle Chromeなど、多種多様なブラウザを試してみてはアンインストールしていく、
いわばブラウザ難民となった。

最終的に行き着いたのは・・・
・通常使用: Microsoft Edge (※Chromiumベースのもの)
・ブラウザゲーム専用: Cent Browser
と、相成った。

ブラウザの右上にYouTube用のアイコンが常時表示されるのが嫌なので、
この際だから、全部が透明のPNG画像を1枚作り、
それをアイコン画像とすることで、実質非表示にした。

また、Googleからの嫌がらせか、EdgeでGoogleのトップページを開くと
「Googleと同期しろ」とか何とか、非常にウザいポップアップが表示されたので、
これを消すために、拡張機能「uBlock Origin」を、Googleをログアウトした状態で導入し、
フィルターは、言語系以外の全てを有効にすることで
非表示とすることに成功した。

Cookieや、画像などの読み込みについては、
・通常使用するブラウザ: 終了時に自動的に削除
・ブラウザゲーム専用のブラウザ: 保存しておく
この設定は、ブラウザが変わっても一緒である。

ブラゲは前回の続きからプレイしたいので、プレイデータ
つまりCookieを保存しておく必要がある。
また、ブラゲは結構重いので、先にゲームデータを読み込ませておけば
次回から早く立ち上がって便利。

それ以外は別に保存しておく必要はなく、
むしろネットサーフィンしているうちにデータが溜まって重くなってしまうので
消したほうがいい。

なお、IDやパスワードは保存させていない。
私は、自分で毎回入力したいタチなんで。


ちなみにこれを機に、今まで利用していた大きなゲームツール3つ
「Steam」「BlueStacks」「FlashPoint」のうち
SteamとBlueStacksは、ワケあってアンインストールし、
Steamは会員情報も削除した。

残ったのは、FlashPoint ただ1つ。
必要なゲームはそれでダウンロードしたから、
今あるブラゲがオンラインで終了してもプレイできるが、
いかんせん、動作が重い・・・。
ブラゲは、やはりウラウザ上でプレイしたほうが快適なようだ。

だからこそ、ブラウザの変更にも時間を使ったのだった。


ブラゲのデータは、ブラウザの乗り換えなどでリセットされてしまったが、
まあ再び1からプレイし直すのも悪くない。
それはまた少しずつ楽しみながら復活していくことにしよう。


その他、近いか遠いかの未来、次に買うPCの内蔵記憶装置は
HDDかSSD、どちらがいいのか?
外付けは難しくても、内蔵型ならSSDでもイケるんじゃ? あるいは・・・?
これはまた、少しずつ勉強しながら考えることにする。


そんでもって・・・
大規模なデータの移動があったので、
特に虫食いの多かったCドライブだけは、ソフト「MyDefrag」できっちりデフラグしておいた。



HDDの寿命を縮める可能性があるから基本的にはデフラグしたくないのだが、
今回は事情が特殊だったからやっておいた。
ちなみに、SSDはデフラグしないほうがいいらしい。

ってぇことは、だ。こんなマップ画像は今回で見納めになるかなー。たぶん。


ふあ〜ぁ・・・、頭を使いすぎて疲れたよ。
とりあえず、一段落ついて良かった。