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( 2020/12/06 ) [2020/12/06] 【超・長文】 満足度★5!! 人生初のMT車ソロドライブレポート 先日、私は神戸のレンタカー屋さんで トヨタ・カローラスポーツを1日レンタルし、ドライブを満喫してきました。 変速機(ギア/トランスミッション)は、6速のMT(マニュアル・トランスミッション)! クルマの運転免許を取ってから20年余り。 「1人でMT車を自由に運転したい!」という願望がありながらもなかなか実現する機会がなく、 しかし先日、40代にしてついにその夢を達成! そのドライブの様子を、たくさんの超個人的な喜びと情熱、 そして少しの写真と動画を込めて、レポートしていきます。 当記事は、かなりの長文になりますので、冒頭にインデックス(目次)を付けました。 お時間のある時にでも少しずつ御覧いただければ幸いです。 なお、このページは当サイトの毒電波コーナーの中に含まれているため・・・ これより下記はいつも通り、「である調」で書くことにする。 あしからず。
[インデックス]
<ドライブの概要> [借りたクルマの写真] カローラスポーツ。6MT。 前 ![]() 後ろ ![]() 運転席。MT車なので、シフトノブはだるま型。 足元には、クラッチペダルを含めた3本のペダルが並んでいる。 シフトパターンは、1〜6速はH型。R(リバース/バック)は1の左上。 Rは、停車した状態でシフトノブのリングを引き上げながら入れる。 ![]() [今回のドライブの目的] 普段、私は月に1〜3回くらいのペースで AT(オートマチック・トランスミッション)車をレンタカーやカーシェアで借りて乗っており、 クルマの運転そのものには慣れている。 通常は遠い所へ行く時は旅先の観光がメインとなることが多いが、 今回はMT車。しかも私にとって生まれて初めて、たった1人でMT車を運転し、 それを満足のいく内容に成功させたいと思い、借りてみた。 晩秋・・・、いや、むしろ初冬といったほうがいいかもしれない時期でのドライブ。 紅葉を見たり、観光地を訪れるのは今回のドライブのメインではなかった。 MT車の運転そのものがメイン。 [走行したルート、距離、燃費] プライバシーの関係上、あまり詳しくは書けないので、おおよそのルートで。 神戸〜奈良県「郡山」ICまでは、ほとんど高速道路や有料道路で走行。 カーナビが変なトコロを案内してくれたものだから、 行きと帰りで違う道を通ったりした。 ハーバーハイウェイ(港湾幹線道路)、阪神高速、環状線、西名阪自動車道 そのあたりは走ったんじゃないかなー・・・、と。 はじめて走った道なので、高速走行している中だとナビの案内に従うのに必死で、 どの道をどの順番で走ったかは正直覚えてない。 一般道は、天理から関まで名阪国道を走ったり、 あとは月ヶ瀬や伊賀など、奈良県や三重県の山の中を中心に 低山のドライブを楽しんだ。 高速道路などの料金は、片道 約2300円。 総走行距離: 290km 燃費: 約19.1km/L (レギュラーガソリン)
<観光のレポート> 当初の予定よりも1本早い電車に乗ったので、レンタル開始時刻まで時間があった。 せっかく遠路はるばるここまで来たのだから、と レンタカー屋さんに向かう前にまずは「中公園」を歩いてきた。 ![]() ポートアイランドの住民にとっては憩いの場なのだろう、そこそこ大きな公園。 その中心あたりには、原口忠次郎先生とやらの上半身の銅像が立っていた。 ![]() (あっ、自分の日陰が映ってる・・・。コレはここだけのナイショね。) 説明文はろくに読まなかったので、その人が何者なのかは知らないが。 少し歩いて時間を潰した後は、いよいよレンタカー屋さんへ! 向かったのは・・・・・ 晒しましょう。トヨタレンタリース ポートライナー 中公園駅前店。 お店の外観の写真を撮り忘れてしまったけど、結構開放感があっていい感じだった。 スタッフに誘導され、いよいよ念願のMT車が目の前に! ワクワク感に胸が高鳴る・・・! のだが、このコーナーでは観光のレポートだけをする。 ドライブについての熱い(暑苦しい??)トークは、次のコーナーで。 程なくして、有料道路や高速道路をとっかえひっかえして乗り換え、 高速走行の中、ナビの案内に従ってヒーヒー言いながら 香芝サービスエリア(下り)に到着した。 ![]() おみやげ売り場やレストランがあったが、今回はグルメが目的ではなかったので 昼食用のパンやチキンなどは、このSAにあるコンビニで買った。 ![]() 平日の晴天。停まっている車は大型のトラックが多かった。 日本の物流の大動脈。トラックドライバーの皆様、いつもお疲れ様です。。 名阪国道をはじめ、一般道に入ってからはMT車の運転そのものを大満喫! そんな中で、昼下がりに立ち寄った場所がひとつ。 奈良県月ヶ瀬にある、小さな神社。 ![]() 山深い場所にあるからか、空はいつの間にか曇っていた。 神社の建物と、その向かいにある消防用の貯水池。 遠くに見える小高い丘が美しかった。 ![]() ここを訪れた後は再びドライブを堪能し、 そのまま時間をかけてレンタカー屋さんへと帰って行った。 ・・・と、観光の部分でレポートできることと言えばこれくらいである。
<MT車について熱く語る!> さーて、本題はここからよ! MT車を、公道で、1人きりで、ほぼエンストすることなく気持ち良く 運転することに成功したのを記念して、 このコーナーでは、私個人の主観にはなるが、MT車の魅力について熱く語っていきます! ただし、特に注釈がない限りは 今回レンタルしたカローラスポーツ(6MT)についての内容となるのでご注意を。 [MT車でやってみた「遊び」] 一度はやってみたかった、MT車を運転しながらの遊び。 というか、MT車で特定の運転をすることが、ここでは「遊び」になる。 実際に体験した「遊び」は、下記の2つ。 1つ目は、「駐車場遊び」 私はドライブをする時、時々ではあるが山の中や海辺など 人の少ない場所をメインに走った場合に、無人の無料駐車場を探しては 前進とバックを繰り返し、クルマの動きを娯楽として楽しむことがある。 これを私は勝手に「駐車場遊び」と言っているのだが、 AT車の場合、クルマの挙動のほか、徐行する時のブレーキペダルの加減、 つまり、右足のペダルワークや微細な動きを楽しんでいる。 これがMT車になると、単にブレーキペダルを調整するだけでは徐行は難しくなり、 右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチを同時に操作する必要が出てくる。 そこで、徐行する時の両足のペダルワークを楽しむのだ。 半クラッチをしつつ、エンストしない程度にアクセルを踏んで、 ブレーキと断続クラッチでAT車以上に細かく速度を調整する・・・ 慣れれば、ハンドルをまっすぐにした状態で、両手は左右それぞれの太ももをつかみ、 前進とバックそれぞれで、足の筋肉の硬さの緩急をも楽しむ。 顔は正面を向いて、両足だけで速度を微調整! 下の写真は、地面に、クルマの向きに対して垂直になるよう 2巻の布テープをタイヤの幅の2倍くらいの間隔を空けて設置した様子。 ![]() この2つのテープの間を、前進しながらいったん左に膨らみ、 それから右へ曲がりながら間をくぐる。 最初は右の前輪をくぐらせ、内輪差を修正するために再び左に出てから 今度は同じように右の後輪をくぐらせる。 これがまあやってみると結構難しく、 テープを踏んでしまわないかと速度を微調整するために 両足を小刻みに動かして3つのペダルをせわしなく踏んでいく。 時々バックしたりもして、なかなか忙しい。 でも、それが楽しかった! これも、「駐車場遊び」のひとつ。 ・・・まあ、ほとんどの人から見ればコレって変態だーねぇ・・・。 言葉はアレかもしれないが・・・、要するにオナニーの一種である。 2つ目は、「上段速発進」 同じく人のいない駐車場で、2速以上のシフトからクルマを発進させる遊び。 通常、MT車は1速で発進するもの。 (というか、そうしないとクラッチ板が早くすり減って良くないのだが・・・それは承知の上。) これを、2速や3速など、1以外の段から発進させてみるのだ。 2速なら、公道でも下り坂であれば実用できそうだが、 3速以上は完全に発進(半クラッチ)の練習用。 平らな場所でアクセルを多めに踏みながら、じつに少ぉー・・しずつクラッチを戻していけば、 これが意外とつながって、車が徐々に進んでいく! でも、速度はシフトに合っていないので、クラッチを完全に戻すと確実にエンストしてしまう。 この時の両足の動きがじつに高度! だけど、左足のほうは長くクラッチを奥のほうまで踏んでおくことになるので 左足の太ももの筋肉が結構痛い・・・。 クラッチ板へのダメージも考えると、何度もやるのは正直厳しい。 一応、今回借りたクルマでは、6速発進に成功した!! しかしその直後、まわりに火の気はないのに ビミョーに焦げ臭いニオイがし、怖くなったので1回でやめておいた。 この遊びも自分にとっては新しいオナニーだが、多用できないのでリスクはやや大きい。 [MT車を運転してわかったこと] ![]() これはたくさんあって、自分にはとても大きな収穫だった! とりあえず、簡単に4つにまとめてみた。 -------- (1) 発進は、最初は怖いが後はラク。 なんだか川柳になってしまったけど、ほんとこれ。 慣れないうちは、赤信号で停まるのが怖く、 渋滞の時なんかも「止まらないでくれえぇーー!」と心の中で叫んでいても いつかは止まってしまうもの。 その時、エンストしないかと怯えながら発進するわけだが・・・ 確かに、最初のうちはエンストする。 でも、よくよく考えればこれはMT車を運転すれば誰もが一度は通る道。 恐れる必要などない。 何度も公道で発進しているうちに、 アクセルの踏み込みが足りずに車体がボヨンボヨン揺れたり、 逆にアクセルを踏みすぎてロケットスタートしてしまうことはあっても だんだんと体が自然とコツを掴むようになり、 スムーズに発進できるようになるのだ! そうなってしまえばこっちのもの。 発進が、恐怖から快感に変わる! さらには、混んでいる時に速度を微調整する余裕さえ見せられるようになる。 いやホント。 (2) シフトごとの適切なスピード これはクルマによって変わってくるのだろうが、 今回運転したクルマの場合は、だいたいこんな感じだった。 ・1速: 25 km/h くらいまで ・2速: 20〜35 km/h くらい ・3速: 30ちょい〜50 km/h くらい ・4速: 40ちょい〜65 km/h くらい ・5速: 60〜90 km/h くらい ・6速: 80〜 km/h 以上 それぞれのシフトで、速度が足りていないと アクセルを踏んでもクルマのエンジン音が妙に低く、なかなか加速しない。 そして、アクセルを踏んだ時にクルマがもぞもぞと振動する。 パワー不足なのである。 一般道では、市街地であれば4、道が空いている時は時々5に入れ、 山道は時々3、それが急勾配の場合は2に入れて走った。 また、高速道路では、通常は6に入れたが、 上り坂では時々パワーが落ちることがあったので、その時は5に入れた。 自然渋滞の時は、周囲のクルマの流れに合わせて高速道路でも4。 (3) 面倒なのが楽しいと同時に、AT車のありがたみを実感できる。 下の写真を御覧のとおり、MT車は常に3つのペダルを2本の足でせわしなく操作する。 ![]() これと同時に、右手でハンドル、左手でシフトノブを操作する。 (左手は状況に応じてハンドルを回す時にも使うが。) つまり、両手両足をバラバラに動かして運転するのである。 この面倒な一連の操作を「楽しい」と思えるかどうかが、 その人のMT車の向き・不向きを決める決定的な要素 だと私は思っている。 私はもちろん、こんな記事をわざわざ書くくらいだからMT車は「楽しい」んだけど、 ただただ「面倒だ」と感じる人にとっては何の意味もない。 むしろ今の時代、特に日本のように道が狭く、信号の多い国では、 何度もストップ&ゴーを繰り返し、 慣れないMT車のドライバーは発進するたびにエンストの恐怖と向き合うことになる。 これは苦痛どころの話ではなく、ある種の拷問ですらある。 それに、いまやMTよりもATのほうが燃費が良く、 MT好きでもない限り、あえてMTを選ぶ理由など無いに等しい。 なんたって2ペダル。発進はもとより、長距離の運転ともなるとすごくラクである。 そして、AT車のラインアップは非常に多いので、 クルマを選ぶのにまず困らないというメリットがある。 とはいえ、MT車を実際に運転した後だからこそ分かることがある。 それが、「ATはラクだなぁ!」という、この上ないありがたみである。 クルマを操る楽しさと同時にこれを実感できる。・・・AT車が嫌いだという人でもない限り。 (4) トラックの運ちゃんが優しい! 日本の物流を日々大きく支えてくれている、全国のトラックドライバーのみなさん。 彼らは、言うなれば運転のプロでもある。 そのためなのか、こちらが曲がろうとしたりすると、 なんとウィンカーを出す前に車間距離を開けたりすることが多々あるのだ。 うーーん、、何と言えばいいんだろう・・・ ミラー越しでも相手の表情の変化を見ただけで分かってしまうのだろうか? 運転に関しては一般人である私は、 これまでの人生で一度たりとも彼らに対してドライビングでウソをつけたことがない。 やっぱり、プロの方にはわかるんだろうね。間違いない。 それに、MT車は発進する時、 クリープ現象を利用してブレーキから右足を離すだけでスーッと進むAT車とは違い、 多少なりともアクセルを吹かす。 その時にエンジン音が上がることで、これはMT車だなと分かる。 一般のドライバーは、下手をすればAT車しか知らず、 MT車が坂道発進の時にググッと後ろに下がることがあることを知らない という人も少なくない。 そのため、上り坂であろうと関係なく、赤信号の時は距離を詰めて停めてくる。 でも、トラックの運転者はMT車の特性を知っている。 だから、こちらのクルマの挙動を見てMT車かどうか、 また、それがレンタカー(「わ」ナンバー)で、ドライバーがMTに慣れているかそうでないかを即座に察し、 上り坂では、そこそこ車間距離を取って止まることがあるのだ。 そんなプロのみなさんに、私は前方からハザードランプを2回点滅させて バックミラー(ルームミラー)越しに軽く頭を下げて会釈する。 お気遣い、感謝申し上げます。。 -------- と、以上のようなことが身をもってよーくわかった!
<あとがき> ふぅ・・・、宿泊旅行でもなく日帰りのドライブ特化の旅行だったけど、 レポートは宿泊旅行並みに長く書いてしまったわ! それだけ、私はMT車でのドライブに飢えていたってことなんだろうなー。 人生40年。もう書いちゃったからウソはつけなくなったけど、 この歳にしてようやく若い頃からの夢を叶えることができた。 人間、やっぱり時には冒険するものだよ。 そうやって非日常を体験し、帰ってくることで人はまた一回り大きくなるのだ。 思い立ったが吉日。やりたいこと、やったもん勝ち。人間なら! これからも、私は自分に正直に生きたいね。 なお、これは一応の予告だけど・・・ あれから私のとある動画の影響があってか、 月ヶ瀬から神野山の一帯にある広場では、 クルマやバイクの運転を練習したりする人が増えたらしい。 ことに、フォレストパーク神野山では、 駐車場の一部にゲートが設置され、目立ったイベントが開催されるなど 静かな場所ではなくなったので、今回のドライブを機に 私はその場所を去ろうと思う。 付近の山道はまた走るかもしれないが、 あの山で遊ぶことは、おそらくもうないだろう。 思えば、あの場所と出合ってから20年。長かったな・・・。 もう未練はない。次にそこを楽しむべき人に譲る! MT車で、とまではいかないまでも、ドライブ・ツーリング好きと、 あとは旅が好きな人がもっと増えることを願って、今回のレポートを終わります。 ものすごい長文になりましたが、最後の最後まで御覧いただき、ありがとうございました! |