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( 2018/09/28 )


[2018/09/28] 初秋のレンタカードライブレポート

この前、車を運転したいっていう禁断症状が現れたから、
トヨタレンタカーで新型パッソを借りて日帰りでドライブを楽しんできたわ。

色はシルバー。車のボディカラーとしては一番好きな色が当たった。




レンタカー屋から走ること、合計2時間と少し。
途中で2回ほど休憩を取りながら、目的地まで向かった。

今回のドライブの狙いは、名阪国道。
かつては高速道路の一部だったというこの道は、
今は西名阪と東名阪の各高速道路に挟まれる形で、無料区間として存在している。
奈良県の天理市と三重県の亀山市を結び、その総距離は73kmにも及ぶ。

写真は撮らなかったけど、今回はその無料区間のほとんど、
天理から関までを走破した!
これは嬉しかったねえ!!


天理インターに向かうまでの途中、
渋滞を避けるべく裏道を通っていたら、帯解寺(おびとけでら)という寺を発見。



静かな住宅街の中にあり、お寺自体もこぢんまりとしていた。
安産祈願の寺であるらしいが、自分は結婚していないので関係ない・・・。
が、とりあえずせっかく訪れたのだから、お参りはしておいた。




帯解寺を後にして名阪国道の入口・天理インターへと向かい、
名阪国道を1時間10分ほど延々とひた走り・・・ 三重県の関インターを降りた。
終点の亀山ICまで行かなかったのは、事前にネット地図で調べたところ、
出口が目的地とは反対方向にしか開いていないうえ、
道を後戻りするのが難儀に思えたから。
よって、名阪国道の完全走破は諦め、ひとつ手前の関で降りたのだった。

その目的地とは、道の駅 関宿。ならびに宿場町・関宿。



関インターを降りてわりとすぐの所に、その道の駅はあった。
ここに車を停めて、道の駅の中を見て回ったり、
隣接するJR関駅のひなびた風景を楽しんだりした。

田んぼには所々、ヒガンバナの塊が咲いているのを見た。
緑色の草地に赤い花。その対比が美しかった。


ここからは歩いて関宿へ向かった。
関宿の入口には、「街道おんな唄」の歌碑があった。




江戸時代から存在するという宿場町・関宿。
昔は武士もここをよく通ったという。



「ナガオ薬局」は書き方が右から左。いいねえ!
もっとも、店としては営業していなかったが。



この宿場町はそれほど有名ではないせいか、お店の数は少なかったが、
そのぶん、今でも普通に人々が生活しており、そのありのままの様子を見ることができた。
敷地全体も結構広い。

途中には小さな博物館が2つあり、合わせて300円で入館できた。
それらの博物館は、かつての旅籠と町家だった。



わりと豪華な食器の盛り合わせ。
かつて武士たちはここで料理をごちそうしたのだろうか。



宿泊に利用されたという部屋もいい感じ。
障子戸の上には木彫りの彫刻がしつらえられていたりもする。


江戸時代には、宿泊施設として旅籠のほか、
本陣、脇本陣、木賃宿なども存在したようだが・・・
違いが分からん。詳しくは各自で調べてちょうだい。


高台から関宿を一望する。うーん、いい眺め!



天気はあまり良くなかったけど、秋の長雨のシーズンだから仕方ない。


ほかにも、明治時代に作られたという日本で最初の頃の自転車も展示されていた。



味はあるけど、乗ったらお尻が痛そう・・・。(笑)


関宿には、郵便局や銀行もあり、
これらも古い町並みに合わせて外観がレトロな感じになっていた。



百五銀行。こちらは現役で営業している。


ひととおり関宿を歩き、道の駅に戻って昼食を取った。
亀山ラーメン。
あの地域のご当地グルメらしく、
スープは味噌に何か辛いものが入っていて、かなり辛かった。
ラーメンは縮れ麺で、野菜がたくさん入っており、生卵が上に乗っかっていた。

熱くて辛いこのラーメンを、大量に汗をかきながらおいしく食べた!
値段はちょっと高かったけど、大満足!


その後は適当にフリードライビングを楽しみ、
都合、大阪・京都・奈良・三重・滋賀の5県をまたがってドライブした。

今回のレンタカードライブで走った距離は230km
ガソリンスタンドで満タンまでガソリンを補給したら、9.4リッター入った。
(レンタカーなので、返却する直前くらいにガソリンを満タンまで入れて返さなければならない。)
その結果、燃費は約24.3km/Lという計算になった。

やっぱ好きだわ、パッソ!
燃費は良いし、コンパクトで走りやすい。これからも贔屓にしようかな。
車の運転はこれだから楽しい!!


次回のドライブは、紅葉が深まった晩秋に行く予定にしています。